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早乙女ら、豊穣祈る歌と踊り奉納 京都・南丹の神社で「お田植え祭り」

京都新聞 / 2023年6月6日 8時0分

お田植え祭りで歌と踊りを奉納する女性たち(南丹市園部町竹井・摩気神社)

 京都府南丹市園部町竹井地区の摩気神社で4日、伝統の「お田植え祭り」が営まれた。かすり姿の早乙女らが、祭りの歌を奉納したほか、早苗に見立てた「ちまき」を本殿に植える所作をし、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈った。

 旧暦の端午の節句にちなみ、大正時代の頃から執り行っている。

 住民やカメラマンら約40人が見守る中、かすりに赤いたすきをした早乙女3人と同神社敬神婦人会の会員13人が拝殿で歌を奉納。「一つ心に植えゆく早苗」と独特の節回しで歌い、ゆったりと踊った。

 その後、早乙女2人が、本殿の階段を水田に、長さ30センチのちまきを早苗に見立てて、5段に10本ずつ丁寧に並べた。再び歌と踊りを披露した後、ちまきを上田榮英宮司に渡し、「収穫」を終えた。

 人口減の中、地区外から協力し、早乙女を務めた園部中2年尾田菖さん(14)は「神事が続くのはよいと思う。自分にとってもよい経験になり、楽しかった」と話した。

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