京都サンガ、J3長野に逆転負けで敗退 先発メンバー10人入れ替えるも公式戦7試合未勝利

長野－サンガ　延長後半4分、勝ち越しゴールを許すサンガイレブン（長野Uスタジアム）

　J1京都サンガFCは24日、長野UスタジアムでYBCルヴァン・カップ1次ラウンド2回戦のJ3長野戦に臨み、延長戦の末に2-3で逆転負けして敗退した。サンガはリーグ戦を含めて公式戦7試合未勝利。

　先発は20日のリーグ戦から宮本を除く10人が入れ替わった。GKハーン、DFは松田佳、三竿、宮本、鈴木冬、飯田、MFは福岡、谷内田、平戸、FWは一美、平賀となった。下部組織出身のルーキー飯田はプロ初先発。サブにはGK太田、DFは福田、喜多、MFは塚川、安斎、松田、佐藤、FWはトゥーリオ、宮吉が入った。

　サンガは前半、前線からのプレスでボールを奪い、優勢に試合を進めた。平賀や一美が果敢にシュートを放ち、同14分、CKからの混戦を飯田が押し込み先制。飯田はプロ初ゴールとなった。さらに敵陣を何度も脅かし、同28分、平戸のCKを平賀が頭で合わせて加点したが、同39分に1点を返された。

　後半に入ると、徐々にプレスが弱まり、陣形も間延びして相手に攻め込まれる場面が増えた。そして39分、見事なボレーシュートを決められて追いつかれた。

　延長前半は一転、トゥーリオや安斎が持ち味を見せてシュートを放ったが相手GKの好セーブに阻まれた。決められない展開が続くと、延長後半4分、CKからヘディングで勝ち越しゴールを喫した。