京都サンガ、ジュビロ磐田に完敗 2試合連続無得点、ブーイングも

前半、シュートを放つサンガのトゥーリオ（サンガスタジアム京セラ）

　J1京都サンガFCは7日、サンガスタジアム京セラで第7節の磐田戦を行い、0-3で完敗した。4試合勝利がなく、今季ホームでは開幕3連敗となった。勝ち点は6のまま。

　トゥーリオが左FWで2試合ぶりの先発。前節G大阪戦でJ1初先発となったルーキー安斎は、ベンチスタートになった。松田佳（京都橘高－東洋大出）は2試合続けてのベンチ入り。

　サンガは序盤から速いパスワークから相手ゴールに迫った。前半9分、佐藤の左クロスにトゥーリオが頭で合わせたが、元日本代表GK川島にはじかれた。同32分には福田のスルーパスからトゥーリオがシュートを放ったが再び川島に阻まれた。同36分にはカウンターから原がシュートを放つも枠を捉えられない。同44分、麻田のハンドでPKを与えたが、GK具がセーブし、無失点で切り抜けた。

　前半の終盤からセットプレーを何度も与えながら防いできたが、後半6分、9本目となるCKから頭で合わせられて失点。さらに山崎、宮本、鈴木冬を同時投入した直後の同20分、自陣左クロスから再びヘディングで追加され、6分後にも同じ展開で3失点目を喫した。29分に福岡、安斎を入れ、システムを変えてゴールを目指したが、相手守備陣のブロックに阻まれ、2試合続けて無得点と沈黙。試合後はサポーターからブーイングが飛んだ。