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寝る前20分に!「睡眠の質を上げる」香りを手軽に楽しむ方法

つやプラ / 2019年4月12日 19時30分

ストレス社会の現代は、質の良い睡眠がとれないことに悩みを抱えている方も多くいるでしょう。「なかなか寝つけない」という方、実は質の良い睡眠にはコツがあるのをご存知でしたか?

ベッドに入る約20分前に、あることをするだけで、入眠を促す効果が期待できるのです。

美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、寝る前にやっておくべきことをご紹介します。

■気持ちを落ち着かせることが大切

精神が高ぶっている状態では、なかなか眠りにつくことができません。大切なのは、気持ちを落ち着かせ、副交感神経を優位にすることです。

つまり、リラックスすることが一番大切です。そこで活用したいのが、「香り」です。

香りは、視覚や聴覚と異なり、快・不快などの情動や自律神経に作用する脳に最初に伝わるため、反射的に安らぐリラックス効果が期待できます。質の良い眠りに導いてくれる2つの香りをご紹介します。

■「心地良い眠りに導く香り」2つ

副交感神経を優位にさせるには、天然のエッセンシャルオイルを使用します。ご紹介するどちらの香りも、介護施設などで活用されている実績のある香りです。

(1)ラベンダー

ラベンダー

ラベンダーに含まれる「リナロール」という成分が、高ぶった精神を落ち着かせてくれます。

同じラベンダーのエッセンシャルオイルでも、産地や時期などで成分や香りが異なります。ラベンダーが苦手だと感じる方でも、さまざまなラベンダーがありますから、自身の好きな香りのラベンダーを探してトライしてくださいね。

※低血圧、妊娠初期の方はさけてください。

(2)スイート・オレンジ

ちょっぴり甘い柑橘系の香りがするスイート・オレンジには、「リモネン」という成分が含まれています。強い不安や緊張感の緩和、精神の興奮を鎮めてくれる効果が期待できます。

※オレンジっぽい色がついているエッセンシャルオイルのため、衣類につくとシミになる場合があります。ご使用の際はご注意ください。

■香りの楽しみ方は?

上記でご紹介した香りのどちらかお好みのものを選んで、芳香浴(香りを嗅いで楽しむこと)をしてみましょう。ベッドに入る前の約20分間に香りを楽しむと、効果が高まります。

「そんな時間はない」という忙しい方や、お手軽に楽しみたいズボラさんは、次の2つの方法をとり入れてみてください。

(1)マグカップに垂らして香りを楽しむ

マグカップに垂らして香りを楽しむ

熱いお湯を張ったマグカップに1〜3滴オイルを垂らし、上がってきた蒸気を嗅いでみましょう。

その際、マグカップと少し距離をとって、直接顔に蒸気がかからないように注意してください。

(2)ティッシュに垂らす

さらに手軽に香りを楽しみたい方は、ティッシュに1滴オイルを垂らして、枕元に置いて寝ると良いでしょう。この時、目の近くに置くとエッセンシャルオイルの香りが目にしみてしまうため、目の近くには置かないようにしてください。

また、エッセンシャルオイルに色がついているものは、寝具への色移りに注意しましょう。

今回ご紹介したエッセンシャルオイルは、無印良品などでも気軽に購入できるベーシックなものです。香りを上手に味方につけて良質な睡眠をとれるよう、ベッドに入る前にリラックスタイムをもうけてみましょう。

(Kupono Beauty代表。クポノライフデザイナー 星有子
10年以上アパレル勤務後、2014年に独立。在勤中にスクールに通い基礎医学やホリスティック医学を学ぶ。美容&ファッションライターや化粧品&サプリメントの商品開発&経営のコンサルタント業を行う。保有資格:日本メディカルハーブ協会認定 ハーバルセラピスト/日本メディカルハーブ協会認定 メディカルハーブコーディネーター/日本メディカルハーブ協会認定 ホリスティックハーバルプラクティショナー修了/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマテラピーアドバイザー/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマハンドセラピスト/公益社団法人日本アロマ環境協会認定 アロマブレンドデザイナー)

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