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胃腸が弱ると肌がたるむ?薬膳的・老け見えにつながるNG習慣

つやプラ / 2020年8月1日 21時30分

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40代の女性であれば、エイジングケアにも力を入れていると思います。キレイを保つために食や暮らしに気を配ったりとプラスすることも大切ですが、老け見えにつながる習慣を見直すことも重要です。

ずぼらだけど薬膳のプロである筆者が、薬膳的「老け見えにつながるNG習慣」を5つご紹介します。

■胃腸が弱ると肌がたるむ!?

実は、胃腸が弱ると肌のたるみや毛穴の広がりにつながることがあり、老け印象を与えてしまう場合があります。

薬膳の世界では胃腸系のことを「脾(ひ)」といいますが、この脾は肌に栄養を与える物質を作り出す役割を担っています。そのほか、内臓や筋肉を上に引っ張り正しい位置に収める働きもありますので、脾が弱ってしまうと肌のたるみにつながることもあるのです。

なので、若々しい肌を作るためには、脾を労わることがキーワードとなります。脾を健やかにして、内側から肌を美しく育んでいきましょう。

■老け見えにつながるNG習慣5つ

(1)週に2回は揚げ物や辛い物を食べる

揚げ物やスパイス類などの辛い物は、私たちの食欲をそそるものですよね。しかし、これらは脾が弱りやすい食材です。週に2回以上口にすることがあれば、見直しましょう。

若々しい肌に導く調理法は、「煮る」「蒸す」「茹でる」です。煮ものやホットサラダ、和え物などをいただきましょう。これからの季節は、豚肉をサッと茹でて、じゃがいもやにんじん、スナップエンドウを蒸したサラダもおすすめです。

辛い物も脾が弱りやすいので、何にでも七味唐辛子やコショウをかけるクセがある方は控えましょう。

(2)お腹いっぱいになるまで食べてしまう

「頑張って働いた夜は、つい夕飯を食べ過ぎてしまう」という経験、誰しも一度や二度はあるのではないでしょうか。しかし、満腹まで食べてしまうとその分消化にエネルギーがかかるので、脾の働きが低下しやすくなってしまいます。

特に、寝る3時間前の飲食は注意したいところです。帰宅が遅くなった日は夕飯を軽めにすませるなど、胃腸を休ませる日も作りましょう。

(3)仕事の合間や、終業後の甘いものがやめられない

仕事で行き詰まってしまうと甘い物に手が伸びがちですが、この習慣も脾が弱まる習慣です。たまにのご褒美に甘いものを食べるのなら良いのですが、毎日食べることはNGです。

甘いものは中毒性がありますので、我慢すると最初のうちはツラく感じるかもしれませんが、そこで「肌や健康のため!」と食べたい気持ちをグッとこらえることも時には必要です。甘いものをストックするのはやめて、甘栗やナッツ類をストックしておきましょう。

(4)帰宅後のアイスコーヒーやビール

暑い日が続いていますので、カフェでアイスコーヒーを飲んだり、お風呂あがりのビールを楽しみにしている方も多いかもしれません。しかし、脾のことを考えると、毎日こういったものを口にすることはあまりいい選択肢とはいえません。

脾は、冷たい温度のものや冷やす性質のものを苦手とします。アイスコーヒーやビールは身体を冷やす性質に分類され、冷たい温度で楽しむものです。なので、この2つはとても身体を冷やしやすい飲み物です。

週末だけ楽しむなど、ご自身のなかで飲む頻度を決めて楽しみましょう。

(5)細かいことを気にして悩んでしまう

薬膳の世界では、感情と臓腑はつながっていると考えます。なので、同じ感情が長期間続くと臓腑にまで影響がいき、心身ともに不調を感じやすくなる場合があります。

脾と関わりのある感情は、「思い悩むこと」です。悩みすぎるとご飯が食べられなくなるという経験があるかと思いますが、まさにそれは脾が弱っている状態です。

細かいことが気になってずっと悩んでしまったり、顔色をうかがって人に気を遣ってばかりいるという方は、今より少しだけ悩む時間を減らす意識をしてみましょう。一気に前向きに考えることはむずかしいですが、まずは意識するところから始まります。

普段の何気ない習慣を見直して、内側から自然な美しさを育てていきましょう。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

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