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『ポケモン』の楽しさも倍増した! 地味だが懐かしい「ゲームアクセサリ」3選

マグミクス / 2023年7月12日 21時10分

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■ゲームアクセサリにも懐かしく輝かしい歴史が

 ゲームの歴史のなかで登場してきたテレビゲーム機や携帯ゲーム機の陰で、それらゲーム機の機能をさらに拡張する付属アクセサリもたくさん発売されていました。それらのなかでも、特に遊びの幅を広げてくれた懐かしのゲームアクセサリを3つ紹介します。

 最初に紹介するのは、ゲームボーイ時代に誕生した「通信ケーブル」です。この通信ケーブルの地位を大きく高めたゲームソフトは『ポケットモンスター(以下、ポケモン)』といっても過言ではありません。一見地味なアクセサリですが、『ポケモン』の醍醐味であるポケモンバトルやポケモン交換は、このケーブルなしに行うことができませんでした。

 ゲームボーイの本体同士をこのケーブルでつなぐことによって、初めて他者との対戦やポケモン交換を楽しむことができたのです。しかしふたりのプレイヤーに対して、必要なケーブルは1本になります。つまり「誰が購入するのか問題」や「購入した人の家に集まりがち問題」は、各地で頻発していたことでしょう。

 現在のポケモンは、ネットワーク環境さえあれば、どこにいてもポケモンバトルが可能になりました。もはや当たり前となった光景ですが、当時からすると夢のような話であり、技術の進化を感じざるを得ません。

 次に紹介するのは、NINTENDO64向けに発売された「振動パック」です。NINTENDO64といえば、秀逸なコントローラーデザインが思い出されます。

 このコントローラーの裏面には、差し込み口が設けられており、そこにこの振動パックを装着して対応ソフトをプレイすると、映像に合わせてコントローラーが振動するようになるのです。その効果によって、よりゲーム内容への没入感が味わえたわけですが、現在のゲーム機のコントローラーでは、振動機能が当然のようについています。かつて「振動」は、ゲーム機とは別に購入した者のみが得られる特権だったのです。

■「たまごっち」とともに有名になったアクセサリ

ミニゲームを持ち出すことができた「ポケットステーション」(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)

 最後にご紹介するのは、PlayStation向けに発売された「ポケットステーション」(以下、ポケステ)です。PlayStationではセーブデータを管理するためのメモリーカードが必須アイテムでした。そのデータ管理機能を保持しつつ、携帯ゲーム機としての活躍も果たしたのが、このポケステです。

 対応ソフトのデータをセーブしておくと、ポケステ内にミニゲームが登場し、外出先でも遊ぶことができました。そしてミニゲームの成果が本編での資金やアイテムゲットにつながる……という仕組みです。画面に表示される映像は初代「たまごっち」並みでしたが、それでも遊びの幅を広げてくれる楽しいアクセサリでした。

 ポケステは、同時発売された対応ソフト『どこでもいっしょ』の大ヒットがきっかけとなり、知名度を大きく高めます。メインキャラクターである白ネコのトロが一世を風靡したことは、今思い返すと懐かしい出来事でした。

今回ご紹介した3つのアクセサリは、見た目も機能も大きく目立つものではありませんが、当時の大人気ゲームに熱中した人びとにとっては忘れられない機器ではないでしょうか。それらの「拡張機能」も現在では当たり前になっていますが、ゲーム機の進化を感じられるポイントのひとつといえるでしょう。

(マグミクス編集部)

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