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【5選】5巻以内で完結済み、サクッと読める名作マンガ 実はかなり希少かも!?

マグミクス / 2019年10月26日 15時40分

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■一気に読み終えて満足感に浸れる、「5巻以内」完結作品

「面白いマンガが読みたい…」と思った時に、何十巻もある大作は手が出しづらいかもしれません。また、連載途中の作品は、気になるところで「続きは数か月後」ということも。気軽に手に取れる、5巻以内で完結済みの人気作品をご紹介します。

●完結済マンガの傑作! 篠原健太『彼方のアストラ』全5巻

 2016年に「少年ジャンプ+」で連載開始した『彼方のアストラ』は、2017年の「第3回次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門で5位を受賞。大注目されたのは2019年のことでした。「第12回マンガ大賞」を受賞し、TVアニメもスタートしたことで、一躍人気作となりました。

 作者の篠原健太さんによると、『彼方のアストラ』のジャンルは「学園SFミステリーラブコメディマンガ」。ジャンプ作品らしいと言える熱くカッコいい主人公だけでなく、メインキャラクターの9人がそれぞれ強い個性と魅力を持ちます。ほどよいギャグと感動的なストーリー。そして、入念に練り込まれた伏線が見事なミステリー要素も人気の理由です。

「記憶を消してもう一度読みたい」と言われるのも納得できる傑作。5巻まで読み終えたあと、もう一度読み返すと「ここが伏線だったのか!」と気付く楽しみも味わえます。

●大事な人に会いたくなる 東村アキコ『かくかくしかじか』全5巻

『東京タラレバ娘』『海月姫』(講談社)など、映像化もされた人気マンガを多数執筆している東村アキコさんの自叙伝的作品です。主人公は、「自分は絵がうまい」と思い込んでいる高校生の林明子(のちの東村アキコ)。美大を目指す明子は絵画教室に通うことになり、そこで「日高先生」と出会います。

「漫画家になりたい」という夢を隠して、常に竹刀を片手に持つ日高先生の厳しい指導を受ける明子。なんとか美大に合格するものの、大学時代は自堕落な暮らしを送り……。

 東村アキコさんのファンであれば「あの作品は、こうして生まれたのか」と改めて過去の作品を読み返したくなります。もちろん、東村アキコさんの作品を未読でも「名作」と呼べるのが『かくかくしかじか』です。最終巻まで読んだあと、大事な人に会いたくなり、今そばにいる人をよりいっそう愛おしく思えるでしょう。

■かっこいい主人公、美しいヒロインたちに夢中に

●スタイリッシュに完結! 佐野菜見『坂本ですが?』全4巻

 全てがスタイリッシュな高校1年生の坂本くんが主人公の、シュールなギャグマンガ。2016年にアニメ化され、声優陣があまりに豪華なことでも話題になりました。

 高校に入学早々、坂本くんは不良たちに目を付けられてしまいます。机を隠されてしまえば「僕はここで結構ですから」と、春の風が吹く窓辺に座ってクラスメイトたちを魅了。不良たちの策略で閉じ込められた理科準備室では、火災が発生するも、反復横跳びでピンチを切り抜けます……!

 かっこよくて面白すぎる坂本くんに、読者からは「次巻が待ちきれない!」という声があがるも、4巻で完結します。最終巻でタイトルの理由が明かされるという点も、スタイリッシュな坂本くんらしいと言えるでしょう。

●美麗に描かれるSF 小畑健『All You Need Is Kill』全2巻

 完結済みの名作マンガには、小説のコミカライズも。『DEATH NOTE(デスノート)』『バクマン。』(集英社)などで知られる、小畑健さんによる『All You Need Is Kill(オール ユー ニード イズ キル)』は全2巻です。原作は、スーパーダッシュ文庫から発行された、桜坂洋さんによるライトノベル。アメリカでは『Edge of Tomorrow/Live Die Repeat』と題され、トム・クルーズ主演で実写映画化もされています。

 舞台は架空の日本で、人類は「ギタイ」と呼ばれる化物と戦いの日々を続けています。物語の冒頭、主人公のキリヤ・ケイジは初出撃し、戦死。ですが、気が付くと出撃前に戻っている……ケイジは、戦死するたびに自分がタイムリープを繰り返していることに気付き、戦死前の記憶を頼りに兵士としての技術を高めていきます。

 マンガ版『All You Need Is Kill』は、小畑健さんの緻密な作画が見どころなのは言うまでもありません。ヒロインのリタ・ヴラタスキは「さすが小畑健」と言える、可憐な少女に描かれています。リアルな戦闘描写、タイムリープとリタの秘密……さまざまな要素が2巻に凝縮された、読みごたえのある作品です。

■映像化で感動さらった小説の、読みやすいコミカライズ

●多数メディアに展開 桐原いづみ『君の膵臓をたべたい』全2巻

『君の膵臓をたべたい』上巻(双葉社)

 原作は住野よるさんによる小説『君の膵臓をたべたい』。この作品は実写映画、アニメ映画、さらにオーディオブックと、多数のメディアに展開し、「キミスイ」の略称で親しまれています。マンガ版の著者は『ひとひら』(双葉社)などで知られる桐原いづみさん。端正な絵柄と整理されたストーリー構成による、読みやすさがマンガ版「キミスイ」の特長といえるでしょう。

 物語は、桜良の葬儀のシーンから始まり、読者をドキリとさせます。生前の桜良は天真爛漫で、誰にでも好かれる性格。一方、主人公の「僕」はクラスの誰にも興味を持たれない存在です。他人にも興味を持たない「僕」は桜良と共通の秘密を知ることで、少しずつ変化を見せていきます。

 亡くなることが分かっているだけに、魅力的に描かれる桜良の姿に胸が苦しくなります。心が温まり、涙が出そうになる上下巻です。

(マグミクス編集部)

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