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到着した瞬間に恐怖で鳥肌! 『ドラクエ』で震え上がった「滅びの土地」のトラウマ

マグミクス / 2023年10月7日 21時10分

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■町の人たちの石化の瞬間を追体験

 作品ごとに異なるストーリーが展開される『ドラゴンクエスト』シリーズには、心温まる物語だけでなくプレイヤーを震え上がらせるホラーな展開も数多く登場しました。今回は怖いストーリーのなかでも、人びとに起きた惨劇や演出がトラウマ級に怖かった、「滅んだ土地」を紹介します。

『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』に登場する「ダイアラック」の町は、物語の序盤で訪れることになる町ですが、町に入ってみるとひとりの老人を除いて、すべての住人が「灰色の雨」によって石化しているという、かなりのホラー展開が始まります。

 ほとんどの住人たちは石化したあと風化が進んでしまって、もとに戻ることが叶いません。にもかかわらず、灰色の雨が降ったときの記憶を全員分見せられるというキツいイベントを体験しなくはならず、多くのプレイヤーにトラウマを植え付けました。

 その他、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の「サントハイム」は、第2章のスタート地点となるお城です。2章の主人公・アリーナ姫の故郷であるお城ですが、第2章のラストで強烈なトラウマを残していきました。長い旅路の末にエンドールの武術大会で優勝したアリーナは、仲間のクリフトとブライを連れてサントハイムへ帰還します。

 しかし、城内はなぜか無人になっていて、物音すら聞こえません。人だけが忽然と消えた無音の空間に、得も言われぬ不気味さを感じたプレイヤーも多かったのではないでしょうか。

 さらに無人の城から出るときの効果音が「魔王の不敵な笑い声」のような効果音に変わっているのも、いっそう不気味さを際立たせます。

 また、『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で訪れる「テドン」の村も、多くのプレイヤーが震え上がった恐怖の村として有名です。この村にたどり着くにはポルトガから船で南下しなくてはいけません。

 船上での戦闘や村周辺の敵が強めに設定されていること、ポルトガを昼に出発してちょうど夜になったあたりでテドンに着くことから、多くのプレイヤーが戦いで疲弊した状態で夜に町へ入り、宿屋に泊まることになります。

 翌朝目を覚ますと、村は白骨の転がる無人の廃墟になっていました。テドンはすでに魔物の軍団によって滅ぼされており、夜に出会った人びとは全員成仏できずに彷徨っている亡霊だったのです。

 ちなみにFC版では日中の村のBGMはなく無音、リメイク版では全滅時のBGMが流れているのも怖さに拍車をかける演出と言えるでしょう。

 魔王と戦って世界を救うストーリーとはいえ、不気味な演出に直面すれば身震いするものです。悪が企てるあらゆる障害にひるまない勇気こそ、勇者に必要な要素だと教えられているような気がします。

(マグミクス編集部)

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