1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

絶対見逃せない23年残りのアニメ映画期待作5選 オリジナリティ抜群!

マグミクス / 2023年10月19日 17時10分

写真

■劇場で見たいオリジナリティあふれる5作品

 2023年も残り少なくなってきましたが、これから「人気TVアニメの劇場版」ではない、オリジナリティの高いアニメ映画の公開が数多く控えています。非常に高いクオリティが期待できる作品が多く、見逃すのはもったいなさすぎます。今回はそのなかから注目の5作品を紹介しましょう。

●『北極百貨店のコンシェルジュさん』

 10月20日公開予定の『北極百貨店のコンシェルジュさん』は、お客が全員動物という不思議なデパート「北極百貨店」の新人コンシェルジュが、失敗を繰り返しながら成長していくという物語です。

 原作は独特な表現でイラストレーター・装画家としても活躍する、西村ツチカさんのコミックです。磯光雄監督の『電脳コイル』で総作画監督を務め、故・今敏監督の未完の映画『夢見る機械』で代行監督を務める予定のアニメーター・板津匡覧さんが、本作で劇場アニメの初監督を務めます。アニメーション制作はProduction I.Gが行います。

 華やかで独特な世界を味わいつつ、「明日からまた仕事を頑張ろう」と励まされる作品になりそうです。

●『駒田蒸留所へようこそ』

 11月10日公開予定の『駒田蒸留所へようこそ』は、経営難の蒸溜所を舞台に、家族の再生と幻のウイスキーの復活を目指す若き女社長の奮闘を描くオリジナルストーリーです。温泉街の旅館を舞台にした『花咲くいろは』、アニメ会社を舞台にした『SHIROBAKO』などに続く、P.A.WORKSの「お仕事シリーズ」の1作となります。

 監督は『有頂天家族』の吉原正行さん、脚本は『化物語』などでコンビを組んだ木澤行人さんと中本宗応さんが担当します。若き女社長の駒田琉生を早見沙織さん、取材にやってきた新米記者の高橋光太郎を小野賢章さんが演じます。地に足のついた物語ですが、観終わった後、明るい気持ちにさせてくれそうです。

●『劇場版シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』

 11月23日公開予定の『劇場版シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』は、長年にわたって親しまれている「シルバニアファミリー」の初映画化です。ドールハウスでおなじみの素敵な家やお店が立ち並ぶ、美しい自然にあふれた村を舞台に、シルバニア村の愛らしい仲間たちが、歌ったり踊ったり、大冒険をくりひろげる3DCG映画です。

 年に一度の「星祭り」の日に起こる出来事をもとにしたストーリーで、ジュブナイルSF映画『星空のむこうの国』でデビューし、その後、ウルトラシリーズなどを数多く手がけた小中和哉さんが監督、小林弘利さんが脚本を担当しています。きっと、ファンタスティックでロマンティックなお話になるのではないでしょうか。幼児向けの中編ですが、大人も注目の作品です。

■大ベストセラー自伝小説のアニメ映画化

●『窓ぎわのトットちゃん』

『屋根裏のラジャー』ポスタービジュアル  (C) 2023 Ponoc

 12月8日公開予定の『窓ぎわのトットちゃん』は、世界的なベストセラーとなった黒柳徹子さんの幼少期を描いた自伝的小説のアニメ化です。ユニークな教育方法を実践するトモエ学園を舞台に、奔放な少女・トットちゃんの日常が描かれます。

 監督・脚本は『映画ドラえもん のび太の月面探査記』などの八鍬新之介さん(脚本は鈴木洋介さんと共同)、キャラクターデザインは『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』や『謎の彼女X』などの金子志津枝さん、アニメーション制作はシンエイ動画が担当します。個性の大切さや家族や友人たちへの愛情などが、みずみずしいタッチで描かれる作品になりそうです。

●『屋根裏のラジャー』

 12月15日公開予定の『屋根裏のラジャー』は、『メアリと魔女の花』などを制作したスタジオポノックの最新作です。元スタジオジブリのスタッフによって立ち上げられた同社は、美しい手描きアニメーション映画にこだわり続ける会社として知られています。『屋根裏のラジャー』は「イマジナリーフレンド」の存在をテーマにした、長編ファンタジー作品です。

 原作はイギリスの作家A・F・ハロルドによる児童文学『ぼくが消えないうちに』で、監督は『火垂るの墓』や『かぐや姫の物語』などの高畑勲監督作品で辣腕をふるい、『ニノ国』などを手掛けたベテランの百瀬義行さんが務めます。人間に忘れさられた想像の友だち・ラジャーがたどりついたイマジナリの世界で、どのような冒険が繰り広げられるのでしょうか。「世界は残酷で愛に溢れている。」というキャッチコピーも意味深です。

 このようなオリジナル色の強いアニメ映画は、あまり馴染みがないかもしれませんが、想像を超える感動を与えてくれる作品に出会う可能性も高いです。ぜひ、まったく新しいアニメ映画の世界を劇場で体感してみてください。

(大山くまお)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください