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『宇崎ちゃん』に続く献血コラボ 『薬屋のひとりごと』人気の理由はどこに?

マグミクス / 2019年11月20日 16時40分

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■献血コラボ『薬屋のひとりごと』とはどんな作品?

 2019年10月、アニメやマンガとのコラボを積極的に行っている日本赤十字血液センターとマンガ『宇崎ちゃんは遊びたい!』の献血コラボポスターをめぐって大きな議論が起こりましたが、2019年11月16日(土)からは、著・日向夏氏、イラスト・しのとうこ氏によるライトノベル『薬屋のひとりごと』とのコラボがスタートしています。

 一都六県の献血ルームで献血に協力すると、クリアファイルがプレゼントされるというもので、日向夏氏は同日、Twitterで「今日から関東で、献血ルームと薬屋のコラボがあるよ。年末まであるよ。400の献血でクリアファイルがもらえるよ」とツイートしました。

「プレゼントを目当てに献血に行った」という声も見られ、献血協力者を増やすという点で、コラボ企画は一定の効果を発揮しているようです。

『薬屋のひとりごと』は、中華風のファンタジー作品。強いヒロイン、ミステリー、ラブコメ要素など、読者の心をつかむ設定と展開が見どころです。主人公の少女・猫猫(マオマオ)が薬草を探しに出た森で人さらいに遭い、後宮に入れられ、洗濯係の下女として働くことになります。

 衝撃的な状況ながら、猫猫は淡々と日々の仕事を続けます。「田舎の娘の識字率は半分程度」という世界において、読み書きができて薬師の知識もある猫猫ですが、それを隠しておとなしく働いていれば、そのうち出られるだろうという目論見です。

 しかし、好奇心と正義感から、猫猫は後宮のさまざまなトラブルに巻き込まれることに。たびたび起こる問題を、まだ17歳ながら達観した考えと知識で解決していきます。

「次にくるマンガ大賞2019」1位を獲得した、ビッグガンガンコミックス版『薬屋のひとりごと』(スクウェア・エニックス)

『薬屋のひとりごと』はふたつの出版社よりコミカライズ版が発行されています。

 月刊ビッグガンガン(スクウェア・エニックス)では作画・ねこクラゲ氏、構成・七緒一綺のタッグで連載中。また、月刊サンデーGX(小学館)では『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』と題して、倉田三ノ路氏による作画で連載されています。

 前者のビッグガンガン版は、「次にくるマンガ大賞2019」のコミックス部門で1位を獲得。『薬屋のひとりごと』の世界が、美麗な作画でコミカルに描かれています。

 男子禁制の後宮を取り仕切る、元・男性の宦官(かんがん)で、女性と見紛う美貌を持つ壬氏(ジンシ)に対し、猫猫は毛虫かナメクジを見るかのような態度で接するのが序盤のお約束シーン。「毒が好き」という変わった癖を持つ猫猫が、表情豊かに描かれるのも人気の理由でしょう。

 シリーズ累計180万部を突破した人気作ですが、赤十字血液センターとのコラボをきっかけに、ファン層の新たな広がりにも期待が寄せられています。

(マグミクス編集部)

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