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【漫画】保育園に「子供の声がうるさい」と老人から苦情 弁護士の解決策に5万人が「目から鱗」「素敵!」【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年3月5日 11時10分

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■それぞれの立場で考えると、物事のとらえ方が変わってくる

 弁護士の間(はざま)敏郎先生は、保育園から相談を受けています。「子供の声がうるさい」と近隣住民との間でトラブルになっているのでした。保育園の周りを歩きながら対策を考えていると、訴えた張本人である老人、渡辺と出会います。

 詳しく話を聞いてみると、渡辺は「静かに暮らしたいだけ」といいます。両者の意見を知り、間先生はますます悩みます。いったん気持ちを落ち着けようとストレッチをしていると、顔見知りの子供が話しかけてきます。無邪気にはしゃぐ子供の姿を見ていると、ある解決案が浮かんできて……?

 うすくらふみさん(@UsukuraFumi)が『子供の声がうるさいかどうかは人それぞれ。ストレッチの効果も人それぞれ』としてX(旧:Twitter)に掲載したマンガ『すこしだけ生き返る』(小学館)が話題です。いいね数は5.5万を超えており、読者からは「問題の解決アイデアとして、いちばんいい! 当事者のとらえ方次第で変わるところが大きいですね」「思わずひざを打つような、目からウロコなお話でした! 素敵なお話でした」「寄り添い合うことが大事なんですよね、きっと」などの声があがっています。

 うすくらふみさんは漫画家として活動しており、「週刊スピリッツ」にて『すこしだけ生き返る』が連載中です。また、単行本コミックスにて『すこしだけ生き返る』既刊2巻(小学館)が発売中です。

 作者のうすくらふみさんにお話を聞きました。

ーー今作『子供の声がうるさいかどうかは人それぞれ。ストレッチの効果も人それぞれ』が生まれたきっかけを教えて下さい。

 取材先で住宅街の騒音トラブルのお話を聞き、そこから保育園の騒音や設置をめぐる裁判のニュースを思い出したのがきっかけです。

ーー相手の立場に立って考えるということは大切ですね。今作を描くうえで気を付けたことやお気に入りのシーンなどはありますか?

 対立する意見のどちらか一方が正しくどちらか一方が間違っている、とならないように気を付けました。お気に入りのシーンは、最後の間先生と渡辺さんの会話シーンです。

お手軽ストレッチとともにあらゆるトラブルを解きほぐす健康ドラマ『すこしだけ生き返る』著:うすくら ふみ 第2巻(小学館)

ーー間先生のキャラメイクが評判です。キャラクター制作でこだわった点はありますか?

 ストレッチしたとき、なるべく面白い絵面になるように、見た目はダンディでカッコいい大人の男を意識しました。

ーーまた、読者の方からは「役に立ちそう」などストレッチに対しても反響も多くありました。なぜストレッチにフォーカスした作品を描こうと思ったのでしょうか?

 連載の企画を立てるとき、自分がいま感じていることをマンガにしようと思いました。そのとき、感じていたことが「最近毎日肩や腰やらどこかしらが痛い……」でした。これをどうマンガとして成立させようかと考えた結果、いまの形になりました。

ーーそのほかにも、たくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者のコメントはありましたか?

「マンションでは挨拶するようにしている」など、実体験と照らし合わせて読んでいただけた方のコメントが印象に残っています。

ーー今作が収録された『すこしだけ生き返る』第2巻(小学館)が2024年1月30日に発売されました。あらすじや見どころを教えて下さい。

 このマンガは、気が付けば中年になっていた弁護士の間敏郎が、ストレッチを通して心身の疲れを「すこしだけ」回復させるお話です。中年ならではの悩みや体の不調に、間がどう向き合っていくのかが見どころです。読んでいただけたらうれしいです。

(マグミクス編集部)

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