『葬送のフリーレン』に「ロスがつらい」の声 もう一度泣ける序盤の名場面3選
マグミクス / 2024年3月29日 19時25分
■視聴者から「フリーレンロス」を案じる声
2024年1月5日より2クール目が放送開始され、多くのファンから好評の声があがっているアニメ『葬送のフリーレン』は、勇者とそのパーティによって魔王が倒された「その後」の世界を舞台にした作品です。千年以上の時を生きるエルフの魔法使い「フリーレン」と、彼女が出会う人びととの旅路が描かれ、美しい作画と心にしみるストーリーが多くのファンから愛されています。
そんなアニメ『葬送のフリーレン』は、ついに3月22日に最終回を迎えました。視聴者からは「最終回、嫌です」「ずっとやっていてほしい」「フリーレンロスで来週からどうしたら……」と放送終了を惜しむ声があがっています。
3月29日(金)には、特別番組「フラアニ特別編 葬送のフリーレン大感謝祭 ~人の心を知る軌跡」が放送されます。もう一度観て感動できる、序盤の名シーンを振り返ります。
アニメ第1話では『葬送のフリーレン』の物語が始まるきっかけとなったシーンが描かれました。それは、フリーレンが10年の時をともに旅した勇者「ヒンメル」の葬儀でのワンシーンです。ヒンメルの葬儀に参列した人びとは、彼の死に際しても表情を変えないフリーレンを見て「悲しい顔ひとつしないなんて、薄情だね」とささやきます。
その言葉に対し、フリーレンは「……だって私、この人のこと何も知らないし……たった10年一緒に旅しただけだし……」とそっけない言葉をつぶやきますが、言葉とは裏腹に、涙が止まらなくなってしまいます。そのあとに続く「人間の寿命は短いって分かっていたのに……なんでもっと知ろうと思わなかったんだろう……」という、フリーレンの心からあふれ出した感情に、胸を打たれた人も多いのではないでしょうか。
SNS上では「フリーレンが後悔と惜別の涙を流しているのを見て、胸がいっぱいになった」「この場面に『葬送のフリーレン』という物語の全てが詰まっている気がする」など、全編を通して指折りの感動シーンとして、高い評価が見られます。
また、アニメ第6話では、フリーレンの回想として、ヒンメルやフリーレンと旅をしていたかつての仲間、「アイゼン」とのエピソードが描かれました。フリーレンは回想のなかで、魔物を前に恐怖に震えていたアイゼンに「怖いの?」と尋ねます。フリーレンからの問いかけに対し、アイゼンは自身が怖がっていることを認めたうえで「怖がることは悪いことではない。この恐怖がおれをここまで連れてきたんだ」と答えました。
これは、戦うことを生業(なりわい)とする戦士たちの神髄(しんずい)を表している場面として、多くのファンから愛されているワンシーンです。SNS上では「アイゼンのこの言葉はめちゃめちゃアツい」「哲学的でとても好きなセリフ」「怖がらないことよりも、覚悟を決めることが大事なんだな」などの声が見受けられました。
■「『老い』について深く考えさせられた」名シーン
『葬送のフリーレン』第16話の場面カット (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
そして、アニメ第16話に登場した長寿のドワーフ「フォル爺」のエピソードにも、多くのファンが涙しました。フォル爺は人間の女性である亡き妻との約束を守るため、夫婦で暮らした村を守り続けています。しかし、現在は妻の死後からかなりの時間が経ってしまい、村を守ることになったきっかけも、妻のことも忘れつつありました。
フォル爺からその事実を打ち明けられると、フリーレンは彼の老いを痛感しつつ「フォル爺の記憶も、私が未来に連れてってあげるからね」と約束します。フリーレンはエルフ、フォル爺はドワーフと、それぞれ人間よりも遥かに長い年月を生きる種族です。フリーレンだからこそできるこの約束に、彼女の心の優しさを感じたファンも多いのではないでしょうか。SNS上では「フォル爺の話だけでもアニメ史上に残るほどの素晴らしさ」「『老い』について深く考えさせられた」などと称賛の声があがっています。
(LUIS FIELD)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【narrative株式会社】5月15日より予約受付開始!!フリーレンが旅をする中で出逢った美しい花や、師から受け継いだ花畑を出す魔法などを、花束として貴方のご自宅にお届けします!!
PR TIMES / 2024年5月15日 12時15分
-
「葬送のフリーレン」に学ぶ!5つの職場サバイバル術―台湾メディア
Record China / 2024年5月7日 23時0分
-
「葬送のフリーレン」の勇者一行、ネモフィラ畑に現る 名場面にちなんだコスプレが「これを花畑を出す魔法か」と23万いいね
ねとらぼ / 2024年4月30日 21時30分
-
<葬送のフリーレン>関係者、アウラを追悼 展覧会の内部公開で自害映像コーナーに人殺到
ORICON NEWS / 2024年4月24日 19時10分
-
『葬送のフリーレン』展の内部お披露目!フェルン&シュタルクの「付き合っちゃえよ!」コーナーも
ORICON NEWS / 2024年4月24日 16時1分
ランキング
-
1Number_i、“盆栽”テーマの新曲「BON」完全初披露 和とヒップホップの融合に視聴者興奮「やばっ!」「えっっっぐい」
ORICON NEWS / 2024年5月17日 21時47分
-
2香川照之「團子が後継者」を阻む猿之助“復帰計画” 主導権争いに故・藤間紫さん長男が登場のワケ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月18日 9時26分
-
3中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
NEWSポストセブン / 2024年5月18日 7時15分
-
4「宝塚の伝統を汚す」と非難された全裸、60代でもミニスカ…黒木瞳(63)が“異次元の若見えお婆ちゃん”になるまで
文春オンライン / 2024年5月17日 19時0分
-
5「私自身の未来を形作る」松本潤、独立の後押しとなった2人の“カリスマ俳優”の存在
週刊女性PRIME / 2024年5月18日 7時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください