1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

「えっ…やりすぎじゃない?」武装も魅力も満載の「全部のせガンダム」こってり3選!

マグミクス / 2024年4月10日 6時10分

写真

■火力と機動力を合わせ持つ「全部のせガンダム」の魅力

「ガンダム」シリーズでは最終決戦に向けて、多くの武装などを詰め込んだいわば「全部のせガンダム」とでもいうべき状態に強化される流れが時折、見られます。

 たとえばそれは、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の主人公機「ユニコーンガンダム」の強化形態「フルアーマー・ユニコーンガンダム」が当てはまるでしょう。

 同機は、主人公「バナージ・リンクス」の友人である「タクヤ・イレイ」の発案を、アナハイム・エレクトロニクス社の「アーロン・テルジェフ」が実現しました。遠隔操作もできるシールドを1枚から3枚に増やしたほか、母艦の「ネェル・アーガマ」にストックされていた武器を流用して、「対艦ミサイルランチャー」や「ハイパーバズーカ」など豊富な武装を追加しています。

 そのような追加武装によって増えた重量は、背部に増槽を兼ねた大型スラスターを装備することで補いました。「フルアーマー・ユニコーンガンダム」は多くの武装を追加しながら、元からのシルエットを変えることなくパワーアップを果たします。

『機動戦士Vガンダム』の主人公「ウッソ・エヴィン」が搭乗する「V2アサルトバスターガンダム」も、いわゆる「全部のせガンダム」です。「V2アサルトバスター」は核となる「V2ガンダム」が、長距離支援用の「バスターパーツ」と高機動戦闘用の「アサルトパーツ」を同時に装備した形態です。

 アサルトパーツが新たに完成したとき、すでにウッソは敵に捕らわれてしまった幼馴染の「シャクティ・カリン」を救出するために「V2バスターガンダム」で出撃した後でした。そのためパーツは戦場に届けられ、その場でアサルトバスターへの換装作業を行っています。

 しかし戦いのなかでパーツは次々と破壊されていき、最後に残ったパーツも生身で戦いを挑んできた「ネネカ隊」によって壊されてしまいました。

 最強形態として満を持して登場した「V2アサルトバスター」は、スペックに対して見せ場がなく不遇だといわれることもあります。しかし、敵の本陣を突破して、無事にシャクティ救出という目的を果たせたのは、ウッソの操縦もさながら「V2アサルトバスター」の性能があってこそのことでしょう。

■ゲームにも登場する「全部のせガンダム」

ファーストアーマーを装備した7号機。BANDAI SPIRITS「HG 1/144 フルアーマーガンダム7号機」 (C)創通・サンライズ

 マニアックなところだと、模型企画「M-MSV」やPlayStation 3用ゲームソフト『ガンダム戦記』といった作品に登場する「フルアーマーガンダム7号機」「重装フルアーマーガンダム7号機」も、いわゆる「全部のせガンダム」といえるでしょう。「ガンダム7号機」は「一年戦争」の終戦後に完成した機体で、これを素体に「FSWS計画」と呼ばれるプランで追加装甲などの強化が施されました。

 RX-78-7「ガンダム7号機」が、「ファーストアーマー」と呼ばれる装甲で強化された形態が「フルアーマーガンダム7号機」です。さらに「セカンドアーマー」と呼ばれる追加装甲を加え強化されたものが、「重装フルアーマーガンダム7号機」になります。

「フルアーマーガンダム7号機」の状態でも高い火力と機動力を持っており、重装形態はそこからさらに強化されていて、モビルスーツでありながら、モビルアーマーのような性能を誇るといいます。肩のメガ・ビーム・キャノンに両腰部のビーム砲、背部の巨大なバックパックからなる重装甲は、「全部のせガンダム」好きにはたまらない見た目ではないでしょうか。アニメ作品の登場機体ではないため、それらに比べるとどうしても知名度が低く、目にする機会が多くないのが惜しいところです。

 ひと括りに「全部のせガンダム」といっても、いかにもな重武装から軽装状態の面影を残した姿までそれぞれ違った特徴を見せています。そのようなところにも「全部のせガンダム」の心をくすぐるような魅力が隠されているのではないでしょうか。

(LUIS FIELD)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください