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サンジも? 『ワンピ』尾田先生が「好き」だからモデルにした俳優たち

マグミクス / 2024年4月24日 11時55分

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■尾田先生が語ったキャラクターのモデルたち

 人気マンガ『ONE PIECE』には、渋いデザインの大人キャラクターがたびたび登場します。作者の尾田栄一郎先生が有名人をモデルにしたと思われるキャラも多く、なかには公式でモデルがはっきりと言及された例もありました。この記事では、実在の有名人がモデルになったキャラを振り返ります。

 コミックス57巻に収録された「SBS」(質問コーナー)では、海軍本部の旧大将であるサカズキ(通称:赤犬)、クザン(通称:青キジ)、ボルサリーノ(通称:黄猿)のキャラデザインのモデルになった有名人について語られています。

 赤犬は菅原文太さん、青雉は松田優作さん、黄猿は田中邦衛さんと、3人とも往年の名優がモデルとなったそうです。尾田先生いわくモデルにした理由は「単純に僕が好きなだけ」とのことで、「知らない人達も、シブいおっさんだと思ってくれればOKです」と語っていました。若い世代の読者では、逆に『ONE PIECE』からこの3人を知って出演作を観てみた、という方もいるのではないでしょうか。

 さらにコミックス74巻のSBSでは、「新世界編」から登場した新たな海軍大将イッショウ(通称:藤虎)のモデルが、映画『座頭市』などに出演していた勝新太郎さんであることも明らかになっています。そしてコミックス105巻のSBSで、もうひとりの新大将アラマキ(通称:緑牛)のモデルは、映画『浪人街』に出演していた原田芳雄さんと判明しました。海軍大将たちのモデルは全員が日本の往年の名優で、映画好きの尾田先生の趣味が特に反映されています。

 また、コミックス74巻のSBSにて海軍本部中将のギオン(通称:桃兎)のモデルは、映画『祇園囃子』に主演していた女優の木暮実千代さん、コミックス105巻のSBSでは海軍犯罪捜査局の局長であるテンセイのモデルは小林旭さんと判明しています。また、尾田先生は明言していないものの、海軍本部中将のトキカケ(通称:茶豚)は、映画「男はつらいよ」シリーズの寅さん役で有名な渥美清さんではないかとささやかれています。

 また、主人公モンキー・D・ルフィ率いる「麦わらの一味」のメンバーにも、俳優をモデルとしたキャラクターがいました。それは料理人のサンジです。尾田先生はコミックス68巻のSBSで、サンジのモデルについて俳優のスティーブ・ブシェミさんの名前をあげていました。

 特に90年代のハリウッド映画によく出ていたブシェミさんは『レザボア・ドッグス』『ファーゴ』『アルマゲドン』などに出演し、個性派俳優として知られています。ただし尾田先生いわく、彼のビジュアルをサンジのモデルにしたわけではなく、「その人の雰囲気が出せればいいなと思っていた次第」ということです。SBSの質問者も、レオナルド・ディカプリオさんがモデルだと思っていたことを語っていました。

 海軍大将たちのような分かりやすいモデルではないため、SNS上では「スティーブの演じた役はヤバすぎる奴ばかりで、サンジのイメージとさっぱりつながらない」「どこにその要素が…って思ったけど、たしかに偽サンジはブシェミに似てる」などの意見が見られました。

 その一方で、「スティーブの佇まいが本当にカッコイイので、納得した」「19~21歳の頃はあんな感じだったんじゃないかと思わされる」「新世界編からのサンジのビジュアルはスティーブに似てる」などの声もあり、尾田先生の狙い通り似たところを感じるファンも少なくないようです。

 今回のようにはっきりとモデルが語られたキャラだけでなく、ネットで「この人がモデルじゃないか」と噂されるも、確定はしていないキャラも多々います。例えば「クロコダイルのモデルはジョン・トラボルタじゃないか」「エネルはエミネムそっくり」などと言われており、いずれ公式(SBS)でモデルが確定するかもしれません。

(LUIS FIELD)

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