Switch本体がないのに『リングフィット』だけ購入 思い出したファミコン全盛期

マグミクス / 2020年6月5日 12時10分

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■手元にあるのは『リングフィット アドベンチャー』だけ…

 外出自粛が求められるなかで、「Nintendo Switch」(以下、Switch)の人気がこれまでなく高まっています。運動不足を自宅で解消できる『リングフィット アドベンチャー』(以下、リングフィット)は、運動効果やゲーム性の高さからも2019年の発売時から品薄が続くほどでした。また、2020年3月に『あつまれ どうぶつの森』が発売され、さらに「Switch」を買い求める人が増えています。

 任天堂は供給に力を入れていますが、欲しい人に行き渡るにはまだ時間がかかる様子です。混乱を避けるため、店頭での先着順や整理券制での販売受付を避け、ネット上での抽選販売という形をとる販売店も増えてきました。

 筆者も販売店の抽選販売に何度か応募し、ようやく『リングフィット』のみ当選しました。残念ながら、「Switch」本体は落選。本体がないとプレイできないのは当然としても、次にいつ購入のチャンスがあるか分かりません。『リングフィット』のみを購入し、間もなく手元に届きました。

 それから約1か月……。

「Switch」が手に入らない日々が続いています。ソフトはあるのに、ゲーム機本体がない……そんな状況に、ふいに既視感をおぼえました。

「小学生の時、ファミコン本体がないのに、カセットだけ持っていた子」

 ファミコン本体の定価は、1万4800円でした。クリスマスや誕生日、もしくはお年玉でもなければ小学生には買えない金額です。ですが、カセットは安ければ数百円でワゴンセールがされていた時代。まだ値下げされていない人気ソフトも、数千円なら必死のおねだりで親に買ってもらえる可能性もありました。

 筆者は、「欲しい!」と親に訴えていた時期が年末に近く、サンタクロースが来てくれた幸運な子供でした。ところが、本体が買ってもらえないクラスメイトがいた記憶が確かにあります。彼はソフトを持って、本体を持っている友人の家に遊びに行くのです。その友人が持っていないソフトであれば、歓迎して本体を使わせてくれます。

 コロナ禍にある現在では、子供たちは気軽に友人の家に遊びに行くこともできないでしょう。ましてや大の大人が「『Switch』やらせて」と友人を訪ねるわけにもいかず……。

 部屋のオブジェと化した『リングフィット』のパッケージを眺めながら、ゲームをやらせてもらうために初めて遊びに行った友人の家で、お母さんに振る舞ってもらった夕ご飯、あまり仲良くはなかったのに、ファミコンをきっかけに一緒に過ごす時間が増えた子のこと……懐かしい子供時代を思い返しています。

(マグミクス編集部)

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