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【漫画】「猫、最高」動物と暮らす大変さと幸せ あふれる想いに「号泣」「分かる」

マグミクス / 2020年9月6日 11時10分

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■「別れの時を思うと…」多くの読者が共感

 2匹の猫を飼っている秀さん(@hide_pau)。動物と暮らすことは、楽しいばかりではなく、大変なことも多いけれど、きっと人生で大切なことを教えてくれる……。

 秀さんが猫たちへの想いをマンガに描き、『ねこたちへの想いが溢れたので描いた』としてTwitterに公開しました。猫とのかけがえのない日々を通して感じたことをありのままにつづった作品に、動物好きの読者から「泣ける」「すごく分かる」「愛と優しさにあふれたマンガ」などの声があがりました。

 作者の秀さんに、お話を聞きました。

ーー秀さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 小学3~4年生の頃、クラスメイトや担任の先生を登場人物にしてマンガを描き始めました。皆が喜んでくれるのがうれしくて描き続けていたように思います。社会人になってからは会社員として働く傍ら、副業として広告マンガを描いていましたが、現在はご縁があり連載マンガを執筆しています。

ーー『ねこたちへの想いが溢れたので描いた』について、猫への想いがあふれたきっかけが何かあったのでしょうか?

 我が家にいる2匹の猫たちについては毎日「かわいい! 良い子!」という想いであふれているのですが(笑)、今年の春頃に片方の猫が突然体調を崩し、検査のため即日手術になったことがありました。早期の発見だったので大事には至りませんでしたが、入院のため片方の猫が家にいない間は、猫の状態が心配なことはもちろん、少しの間いないだけでこんなにも寂しくてつらいものかと心が押しつぶされそうでした。そういった大きな出来事の他にも、日常の生活のなかで「大切にしたい」という想いが日々募っています。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 作中の「抱えなくてもいい弱さを抱えてしまった気もする、それでも一緒に暮らしたこの数年間は全部彼らとの思い出なのだ」という部分に多く共感していただいたように思います。「死んじゃうの悲しいから飼いたくない、という意見も分からなくないけど、そこに向き合うからこそ分かることがある」「こうしてあげてたら良かった、とか後悔はあるけど、出会わなければ良かったとはみじんも思いません」などのコメントが印象深かったです。

『死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話』単行本1巻が発売中!(KADOKAWA)

ーー「コミックウォーカー」にて連載中の『死んだ息子の遺品に息子の嫁が入っていた話』について、単行本1巻が発売中です。あらすじや見どころなどをご紹介いただけますか?

 勘当状態で家を出た息子がどこか遠い地で病死し、遺品として両親のもとに届いたのは、死んだ息子の嫁、アンドロイドの「けいこ」でした。息子を失った家族が息子の嫁と出会い、息子の存在を通して新しい絆を紡いでいくホームコメディです。

 ハチャメチャなアンドロイド・けいこに振り回される人々のようすや、少しずつ明かされる息子の思い出を、笑いだけでなくたまにホロリとくるシーンを織り交ぜながらお届けする、心に優しいマンガになっています。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 創作マンガをメインにしつつ、日常で起こったエッセイマンガもお届けできればと思います。

(マグミクス編集部)

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