1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 面白ネタ

【漫画】男子校の先生「君たちがうらやましい…」生徒への言葉に「泣きそう」「響く」

マグミクス / 2020年12月11日 11時10分

写真

■大人になって気付く、かけがえのない高校生活

 ある男子校の教室で、先生と生徒が話していました。生徒が「キャンパスライフ憧れる」「むさ苦しい男子校とは大違い」などと口にしていると、先生は「僕は君たちがうらやましいよ」と、高校生活について生徒に語りかけます……。

 羊の目。さん(@odorukodomo8910)による創作マンガ『男子校の先生』がTwitterで公開されました。”青春”について生徒に語る先生の言葉に、読者から「まさにその通り」「めっちゃ響いた」「先生かっこいい」「泣きそうになった」など、共感の声が多くあがりました。

 作者の羊の目。さんは、主に”学生たちの青春”をテーマにしたマンガをTwitterで精力的に発表しており、単行本『1%ORANGE sideA』『1%ORANGE sideB』が発売中です。羊の目。さんにお話を聞きました。

ーー羊の目。さんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 小学生の頃、友達への誕生日プレゼントとして自作の4コママンガを描いて渡したのがきっかけです。今思うとそのプレゼントはいかがなものかとも思うのですが、友達は楽しそうに読んでくれていたのでよかったです。優しいやつです。

 元々絵を描くのもマンガを読むのも好きだったので、自然とそれからはノートにギャグやSF、侍ものなどいろいろなマンガを描いていました。ただ当時は誰に見せる、といったわけでもなく、個人の楽しみで描いていたので、今こうしてたくさんの方にマンガを見ていただけていることは本当に幸せだなと感じています。

ーー『男子校の先生』のお話はどのようにして生まれましたか?

 帰宅中の高校生を見かける機会が時々あるのですが、いつも「せ、青春が歩いている!」と思うんです。自分にも過去、本当にあんな時期があったのだろうか? と思わず疑いたくなるほどに彼らは輝いていますし、高校生活の3年間というのは本当に人生において貴重な時期なんだなと改めて実感します。

 ただ、通っていた当時は「これが青春!」とか「貴重な時期だ!」なんてことにはまるで気付くこともなく、ただ毎日をなんとなく過ごしていた記憶があります。しかしそんな記憶も振り返ってみると何だかいとおしい。そんな暖かいような切ないような気持ちを、先生と生徒の対話という形で伝えたい、描きたいと思い、今回の話が生まれました。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「戻れないからこそ青春は美しい」のセリフに共感してくださる方がいて、とてもうれしかったです。また、現役の高校生の方から「毎日を大切に過ごそうと思います」といった感想をいただけたのもうれしかったです。

 今はコロナ禍ということで、なかなか思うような学校生活を送れないなど、どこか閉塞感のある毎日が続いていますが、そのなかで前向きに輝こうとする彼らの姿勢からは、いつもたくさんのことを教わっています。

『学園祭バンド編』(羊の目。さん提供)

ーーTwitterでは、若者の夢や青春といったテーマの創作マンガを多数投稿なさっています。これまでに投稿された作品で、反響が大きかったもの、ご自身が気に入っているものなどがあれば教えて下さい。

 2019年の10月から11月にかけて投稿した『学園祭バンド編』と、つい最近完結した『榊と夏目編』が印象深いです。

『学園祭バンド編』は、元々バンドものを描きたかったというのもありますが、今まで1話完結型の話が多かったのに対し、初めて明確に「〇〇編」といったシリーズに挑戦したものでもあるので思い入れが深いです。バンド、ライブの空気感を音の出ないマンガでどこまで表現できるのかといった挑戦でもあったので、それこそ頭にハチマキ、ふんどしを締めて臨むような心境でした。(実際にはハチマキもふんどしもしていません)

『榊と夏目編』は、これまで描いた話のなかでは異色で、現在→過去→現在と時系列が行ったり来たりする話でした。出会った時のセリフの理由が後になって判明したり、途中から読み始めると関係性がきっとよく分からなかったりと、読者の方にあまり優しくない話であったと思うのですが、それでも最後までついてきてくださり、時にはほんのささいなこだわりや伏線のようなものにも気付いてくださったりと、本当に読者の方が支えてくださいました。そのおかげで私も当初思い描いた地図通りに話を展開させることができましたし、きっちりと話を描き終えることができました。皆様には本当に感謝です。

ーー今後、Twitterで発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 今後も今まで通りのペースで、無理なく元気に学生生活の話を描いていけたらと思っています。私の場合は面白そうなキャラクターが思いついたらとりあえず描いてみる! そして皆様に発表してみる! というマンガの描き方をしているので、今後どんなとんでもキャラクターが登場するのか、楽しみにしていただけたらとても幸いです。

(マグミクス編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください