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令和の世に“ぼく地球”が再び話題に! 不朽の名作『ぼくの地球を守って』とは?

マグミクス / 2021年4月9日 18時10分

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■“ぼく地球”はただの恋愛マンガにあらず?

 2021年3月29日、“ぼく地球”なるワードがTwitterのトレンド入りを果たしました。朝の情報番組「ZIP!」で風間俊介さんがマンガ『ぼくの地球を守って』を紹介したのがきっかけだったようです。ネット上でも「ぼく地球はいいぞ」「私の青春のバイブル」といった絶賛の声が相次ぐ同作は、少女マンガというひと言では語りきれない壮大な作品です。

 漫画家・日渡早紀さんが描く『ぼくの地球を守って』、通称『ぼく地球(タマ)』は1986~1994年に少女マンガ雑誌「花とゆめ」で連載された作品です。前世の記憶を持つ少年少女たちが織り成す転生SFファンタジーでもあり、時間を超えた壮大なスケールのなかで恋愛や輪廻転生、超能力といったさまざまな要素がからみ合っていきます。

 主人公は、植物と交信する能力を持つ高校生・亜梨子(ありす)。ある日隣家の小学生・輪(りん)とともに動物園を訪れたところ、その先で同級生の男子ふたり出会い、彼らから“毎晩同じ夢を見る”という不思議な話を聞かされます。ふたりの話によると、夢のなかの彼らは互いを「玉蘭(ギョクラン)」「槐(エンジュ)」と呼び合っており、いつも背景には地球が見えるそう。さらに後日改めて彼らの話を聞くと、ふたりの他にも登場人物が存在するようで……。

 果たして彼らの夢が指し示すものとは? 夢に出てきた7人は何者なのか? そしてタイトルの「ぼく」とは誰のことで、何から「地球を守る」のか……? 同作には常に多くの謎がつきまといますが、その謎こそが最大の見どころでもあります。番組でプレゼンした風間さんも、「この物語は全てが必然のように奇跡の結末へと向かっていく」と太鼓判を押していました。

 ちなみに、物語が完結した後も『ボクを包む月の光 -ぼく地球(タマ)次世代編-』や、『ぼくは地球と歌う 「ぼく地球」次世代編II』として次世代ストーリーを展開。2021年4月1日には同作のイラストが「春の都市緑化推進運動」のポスターに採用されるなど、今もなお多くの人びとの注目を集めています。まだ読んだことのない方は、ぜひ壮大な『ぼく地球』の世界観に触れてみてください。

(マグミクス編集部)

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