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「祖父も父も毎年」 400年続く前橋初市、縁起物求めにぎわう

毎日新聞 / 2025年1月10日 16時9分

だるまを供養するお焚(た)き上げで点火する前橋市の小川晶市長(右)=同市で2025年1月9日午前10時43分、田所柳子撮影

 新春恒例の前橋初市まつりが9日、前橋市内中心部で開かれた。市や商工会議所などが主催。縁起物のだるまや熊手などの露店約180店を目当てに、市民や外国人観光客らが詰めかけた。

 初市は、1617年に初代前橋藩主の酒井重忠が始めた市を起源に400年以上続くとされる。同市本町の前橋八幡宮の境内では1年間の務めを終えただるまを燃やす「お焚(た)き上げ」があり、参拝者が健康を願って煙を浴びていた。

 今年は、広瀬川沿いにある岡本太郎作の「太陽の鐘」を希望者がつく「初打ち」も初めて実施。だるまを購入し、古だるまを供養した市内の男性(74)は「私の祖父も父も、高齢で断念するまで毎年だるまを納めてきた。家内安全のため、自分も可能な限り続けたい」と話していた。【田所柳子】

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