橋の補修作業中に火の粉が山林に燃え移ったか 三島村・硫黄島の山林火災 鹿児島

MBC

三島村の硫黄島で発生した山林火災について、橋の補修工事で出た火の粉が枯れ葉などに燃え移った可能性があることが分かりました。

（記者）「火災が発生した硫黄島の橋。焼損の激しかった橋の向こうは通行止めとなっていて両脇は黒く焼け焦げている」

この火災は、19日正午ごろ、三島村硫黄島の岬橋近くの草やぶで発生。関係者によりますと、出火当時、岬橋では補修工事が行われていて、ボルトを切断する作業などで出た火の粉が周囲の枯れ葉に燃え移ったとみられるということです。

これまでに5000平方メートル以上が焼けたということですが、島民125人にけがはなく住居などへの被害はありません。

火は21日鎮圧状態になりましたが、4日たった今も鎮火には至っていません。

23日朝時点で煙は確認されていないため、応援要請を受け現地に入っていた消防隊は23日朝、島をあとにしました。
今後は地元の消防団が鎮火したかどうか確認するということです。