クイーンには高校生が挑む！競技かるた日本一決めるタイトル戦「名人位・クイーン位決定戦」 滋賀・近江神宮

　滋賀県大津市の近江神宮では、１月１１日、競技かるた日本一を決めるタイトル戦が行われています。

　素早い手さばきで札が取られていきます。小倉百人一首とゆかりの深い天智天皇をまつる大津市の近江神宮では毎年、競技かるた日本一の座を争う「名人位・クイーン位決定戦」が開かれます。

　今年の名人戦は、４連覇を目指す川瀬将義名人（３０）が、４年ぶり２度目の挑戦となる自見壮二朗七段（２３）を迎え撃ちます。クイーン戦では、初防衛を目指す井上菜穂クイーン（２５）に対し、勝てば１７年ぶりの高校生クイーンとなる矢島聖蘭八段（１８）が挑んでいます。

　いずれのタイトル戦も、先に３勝したほうが勝ちとなり、早ければ夕方には今年の名人とクイーンが誕生します。