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“現代のピカソ”ロメロ ブリット氏、28年ぶり来日 世界初披露のアート作品に喜び「新技術に感謝しています」<Be happy!ロメロ ブリット来日展>

モデルプレス / 2024年4月2日 20時44分

ロメロ ブリット氏(提供写真)

【モデルプレス=2024/04/02】2日、伊勢丹新宿店で『Be happy!ロメロ ブリット来日展』の記者発表会が開催され、アーティストのロメロ ブリット氏、株式会社三越伊勢丹・執行役員で伊勢丹新宿本店長の近藤詔太(こんどう・しょうた)氏、日本ゼオン株式会社執行役員で研究開発本部長の赤坂昌男(あかさか・まさお)氏、株式会社セガ・代表取締役社長執行役員COOの内海州史(うつみ・しゅうじ)氏が登壇。ロメロ氏は28年ぶりの来日となった。

◆“現代のピカソ”ロメロ ブリット氏、28年ぶり来日に感激

ロメロ氏は、ディズニーのオフィシャルアーティストを務めるほか、2010年FIFAワールドカップのポスターを手掛けるなど、「現代のピカソ」と言われており、いま最も世界から注目を集めるポップアーティスト。今回の個展ではタイトル「Be happy!」に表されているように、カラフルで陽気な人々をハッピーにする作品がたくさん展示されている。

マスコミの前に登場したロメロ氏は、28年ぶりに来日したことや、ファンと触れ合える機会への喜びについて、「今回日本に来られて嬉しいです。日本はすごく大好きで、日本のファンの皆さんと会える機会を作ってくださったことに感謝しています」と挨拶。今回、日本ゼオン株式会社が開発した革新的な視覚効果をもつ新素材をロメロ氏が作品に取り入れ、そのアート作品 5点を世界初披露した。この新素材とは「広帯域化コレステリック液晶素材」と呼ばれ、偏光グラスを通すことで肉眼で見えたり見えなかったり、また表と裏で別の図柄が見えたりと、光の反射を利用したさまざまな視覚効果を実現している。また、偽造防止の観点からも活用が可能となっており、鑑賞する人が楽しみながら、この作品が本物かどうかがわかるところも新素材の特徴の一つ。

その新素材についてロメロ氏は、「この話を聞いたとき、アーティストとして新しい技術をとり入れることに大変興味を持ちました。将来的に自分がいなくなった後でも、誰でも簡単に本物と偽物を識別でき、コレクターの方に“Peace of mind”を与える技術は、作品を届けるアーティストにとって非常に安心感があり、嬉しいことです。今回の作品には、私が大切にしているテーマ「Love(愛)」「Hope(希望)」「Happiness(幸福)」をユニークな新技術で表現しています。この新素材は砕いて曲面に使うこともできるので、今後は平面作品だけでなくスカルプチャー(彫刻)などにも応用できる可能性があると思います。とても美しい作品を仕上げることができて、この新技術に感謝しています」と、新しい表現方法への可能性を語った。

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