長谷川博己、7年ぶり日曜劇場へ向け入念な役作り 北村匠海ら若手から刺激も「得られるものがたくさん」<「アンチヒーロー」インタビュー>
モデルプレス / 2024年4月14日 8時0分
【モデルプレス=2024/04/14】4月14日スタートのTBS系日曜劇場『アンチヒーロー』(毎週日曜よる9時~)で主演を務める俳優の長谷川博己(はせがわ・ひろき/47)がインタビューに応じ、7年ぶりに日曜劇場に出演することへの思いや入念な役作り、若手共演者から受けた刺激などを語った。
◆長谷川博己主演「アンチヒーロー」
「弁護士ドラマ」の枠組みを超え、“正義の反対は、本当に悪なのか?”を問いかけ、スピーディーな展開で常識が次々と覆されていく本作。日常のほんの小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまうという逆転パラドックスエンターテインメントである。
◆長谷川博己、7年ぶり日曜劇場で「挑戦的な役」演じる
長谷川は、『小さな巨人』(2017年)以来7年ぶりに日曜劇場主演にカムバック。今回のオファーに「日曜劇場はいつも上質なドラマが作られている枠ですのでお話をいただけたこと、そして正義や悪を題材とした重厚感のある作品に出られることが素直に嬉しいなと思いました」と喜びをあらわにし、「『次どうなるんだろう』と展開を期待させてくれるような作品になるはずです」と期待を口にした。
演じるのは、殺人犯をも無罪にしてしまう危険な弁護士役で、役名も明かされておらず未だ謎が多い人物だ。長谷川にとっては「挑戦的な役」だという。「何かが理由で行動しているのか、はたまた何か装っているのか…演じる僕も混乱するくらいですが、それが面白い部分。観る方もはじめは『何者なんだろう』と感じると思いますが、それが“法が人を裁く”という不条理な側面にも通じればいいなと意識しています。のちに伏線が回収される展開もあるので、その部分を考えつつもキャラクターは振り回されないように演じています」と役作りの厚みは増すばかり。
同時に「僕には長台詞が多い役を演じることが多く、大変名誉なことで嬉しいんですが、今回は法廷用語の説明や細かい数字を含むような台詞も多く、一言一句間違えたらいけないというような緊張感があります」と新たな壁も語り、「観ている方に対してどうしたらわかりやすく伝えられるかを意識していて、たとえ台詞が難しくても『なんとなくこういうことを言っているのかな』と役の感情や流れを通してわかってもらえるように作れたら、1番理想だと思っています」と熱い眼差しを向けた。
◆長谷川博己、撮影前に裁判傍聴&制作陣と何度も話し合い「大変な日々ですがとても充実」
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