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日比美思、名作「蒲田行進曲」でヒロイン演じる意気込み「自然と涙が出てくる」“考え方の変化”とは<インタビュー>

モデルプレス / 2024年4月23日 17時0分

― 実際に稽古に取り組んでみていかがですか。

日比:はい!いざ演じてみると、本当に難しいことばかりで大変なんですけど、でもそこは全身全霊で粘り強く取り組んで、最終日まで頑張りたいなと思っています。

◆日比美思、ヒロイン“小夏”の役どころ語る

― 今回、日比さんが演じられる小夏の役どころを教えていただけますか。

日比:まずは物語が銀ちゃん(銀四郎)とヤスと小夏の三角関係の物語となり、つかこうへいさんが描いた愛の物語になります。その中で小夏は、 銀ちゃんとヤスの2人の男性の間で揺れ動く女性の役で、茶目っ気があって可愛くて。何よりも凄く母性を感じる役柄です。物語の中で銀ちゃんの子供を身籠るのですが、それでも最終的にヤスを選ぶという小夏の選択を、自分の中で色々と解釈しながら演じていけたらなと思います。

◆日比美思、ヒロイン“小夏”を演じてみた感想は?

― 小夏を演じる上で難しいなと思うところはどこでしょうか。

日比:稽古で小夏を演じていく度に、母性からはかけ離れている自分が、本当に子供だなと感じるような毎日なのですが(笑)

物語が進み、最後のシーンに向かっていくにつれて、相手役の銀ちゃんとヤスさんを抱きしめたいなと思ったり、可愛いなって思ったりしてくるんです。それは、少し母性に近い感覚なのかなって思って。少しずつですが、小夏に近づけているのかもしれないなって思ったりしながら、試行錯誤しながら、毎日稽古をしています。

― これからどういった点をより工夫して、ブラッシュアップしていきたいなと思いますか。

日比:そうですね。モノローグで、小夏が1人で作品について語るシーンっていうのが何箇所かあるのですが、本当に長い言葉を1人で話すんです。

それはなんというか、自分の気持ちの持ち方だったり、どうやってお客さんにその長尺の言葉を伝えていくのかをしっかりと自分で考えていかなければいけないなと思っています。稽古の中でも、自分でちょっと違うなと思ったりすると、しっかり言い切れないことも何回かあったので、1番良い状態を本番に持っていけるように、まだまだ課題だなって思いながら稽古しています。

― 小夏と、日比さんご自身のキャラクターを比べてみてどのように感じますか。

日比:そうですね。元々のやっぱりキュートな部分は、小夏には勝てないなって思ったりするんですけど、基本的には、銀ちゃんとヤスの掛け合いの中で小夏の特徴が生まれていくものだなと思っているので、私も2人からパワーとエネルギーをもらって、小夏としてエネルギーを返したいです。

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