キスマイ横尾渉「助けようがなかった」グループの苦境 メンバーの努力が原動力に【-Life キスマイの現在地-】

横尾渉（提供写真）

【モデルプレス＝2024/04/28】28日、WOWOWオリジナル特別番組「Kis-My-Ft2 WOWOW Special Interview ＆ Document -Life キスマイの現在地-」のPart1が放送・配信される。ここでは、横尾渉（よこお・わたる／37）の収録インタビューをまとめる。横尾が語った「キスマイの真実」とは――。＜ネタバレを含む＞

◆「Kis-My-Ft2 WOWOW Special Interview ＆ Document -Life キスマイの現在地-」

2023年9月より新体制としてスタートを切ったKis-My-Ft2。「アイドル」だけにとどまらず、俳優、MC、文筆業など、エンタメ業界の全方位で活動し、現在は、さまざまなカルチャーへの進出も目覚ましい個性豊かな6人。その6人それぞれの「キスマイの真実」に迫り、3か月連続、全3回にわたり放送するWOWOWオリジナルのインタビュー＆ドキュメンタリー番組。

◆横尾渉、キスマイは「一番努力してきた人たち」

長い下積み期間を経て、2011年8月10日にシングル『Everybody Go』でCDデビューを果たしたKis-My-Ft2。メンバーについて横尾は「すごい人たちだなって思います。多分誰もが言うと思いますけど、うちのメンバーは事務所の中で一番努力してきた人たちだと思います」と誇る。「本当に助けようがなかったし、助けてくれる方ももちろんいましたが、少なかった。その中でこうやって活動をしてきたメンバーってすごいな。本当に寝ずに努力してきたんだろうな。しかも道がないのに、ちゃんと一歩一歩地に足をつけて作り上げてきた。それがいつ花咲くか分からないのにやっているのがすごいな。だから自分もやらなきゃと思いました」と自身の原動力に繋がったという。

今やアイドル屈指のアニメ好きとして名を馳せ、主演声優デビューも果たした宮田俊哉については「ずっと我慢していたんだろうな」と推察する。デビュー当初、グループ内で唯一あった特技が宮田のヲタ芸だったといい「みんなで宮田に乗っかって（ヲタ芸を）やっていたのですが、すごい周囲から怒られたんですよね。それで宮田はテンションが下がっちゃったんです」と明かす。そんな中、メンバーが「いや、やろうよ」「これしかないから逆にやらせてください」と後押し。宮田も「みんなのためならやる！」と決意したそう。「そうやってやり続けて、やっとオタク文化がブームになった時、うちの事務所では宮田が先駆者だったから、ロケで秋葉原とか行くとみなさんが『みやっち！みやっち！』って声を掛けてくれて。それは宮田が本当にアニメや漫画を愛しているからこそ、ファンの人たちにも愛されているんだと思うんです」とエピソードを語った。