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Aぇ! group佐野晶哉、影響を受けた人物と言葉「その人なくして今の僕はいない」【「明日を綴る写真館」インタビュー】

モデルプレス / 2024年6月1日 6時0分

◆他人に媚びず、自分に正直に―――佐野晶哉の性分

― 佐野さんにピッタリな役柄とのことですが、太一はやや擦れているところから始まるので、佐野さん自身としてはどう思いましたか?

佐野:普段は自我が強いタイプではないので、僕も太一と同じような部分があると思います(笑)。でもグループの楽曲を作らせてもらう時は、作曲家の方やエンジニアの方に引かれるくらいいろいろなことを言っているので、こだわる部分はとことん気が済むまでこだわりたいタイプです。

中井さんには「佐野くんは、ある程度人に対して冷めている部分があるから、誰にでも優しくできるのかもしれないね」と言われて、その通りだと思いました。前回から中井さんの人を見る目は怖いなと思っていましたが、今回より深くお話しさせてもらって、前回以上に僕のことを知ってくれたみたいで、ますます怖かったです(笑)。完全に見透かされていました。

原作は「人とコミュニケーションを取ることができない太一」ですが、映画では僕用に「人とコミュニケーションを取らない太一」に書き換えたと言っていて、原作の太一が持っているコミカルさやユニークさ、可愛らしい部分が台本では冷酷に描かれていたので、その部分をどう演じたらいいのか中井さんに聞いたら、「その可愛げのある部分は、佐野くんが演じるだけで勝手に出てくるから、あまり考えすぎないでいいよ」と言っていただいたので、本当にそのままで演じました。

― 太一はカメラマンとしてのキャリアに背を向けて鮫島に弟子入りしますが、新しい場所に飛び込むという行動は理解できましたか?

佐野:僕自身、何年もお世話になっていたドラムの先生がいたのに、友達から別の先生を紹介してもらって「この人や!」と思ったので、新しい先生に教わることにしたこともありますし、大学に入ったものの面白くないと感じた授業は本番だけ参加したこともあります。僕は自分の心に正直なので、冷たく思われるかもしれませんが、すぐに切り替えられるのだと思います。なので、太一が弟子として突然飛び込む極端さは理解できました。

― 演じてみて苦労した・難しかったシーンはありますか?

佐野:結婚式でのシーンです。僕がドラムを叩いて、鮫島に奪われたカメラを奪い返して、鮫島家の家族写真を撮るという一連の動き自体が実は台本には全くなくて、1~2週間前くらいに秋山監督から「このタイミングで鮫島が息子の写真を撮れたら、昔の想い残しが報われていいんじゃないか」と提案がありました。

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