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Aぇ! group佐野晶哉、影響を受けた人物と言葉「その人なくして今の僕はいない」【「明日を綴る写真館」インタビュー】

モデルプレス / 2024年6月1日 6時0分

動きやセリフは決まっておらず、流れだけが決まった状態で、撮影当日にいろいろお話を聞いて3テイクくらいであのシーンを撮ったのですが、最後のテイクの時に突然成さんが僕の背中を押して、黒木瞳さん演じるお母さんのところへ連れて行ってくれたんです。台本を読んだ段階では、太一とお母さんのその後の関係性がわからない部分があったのですが、背中を押されたあの瞬間に太一の想い残しがひとつ雪解けして、全部が報われたような気がしました。

大事なシーンが、成さんのアドリブによって素敵なシーンになったし、太一としてお母さんと対峙して、『20歳のソウル』の時のようにリアルな涙を流すことができたので、お芝居っていいなと改めて感じた瞬間でした。

◆佐野晶哉が影響を受けた人物「その人なくして今の僕はいない」

― 鮫島との関係性が描かれている作品ですが、佐野さん自身が「あの人がいなかったら今の自分はいない」と思う恩人や、影響を受けた方のエピソードをお聞かせください。

佐野:秋山監督です。『20歳のソウル』の時になぜ僕をキャスティングしてくださったのか、どこで僕を見つけてくださったのか経緯を何回聞いてもわからないのですが、初めて本格的に参加させていただいた映像のお芝居が秋山監督の作品じゃなかったら、今みたいにこれだけ「ドラマや映画に出たい!」と言えているかわからないですし、多分言えていない気がします。

あの時秋山監督のチームで映画を撮らせてもらえていなかったら今の僕はいないと思うし、成さんをはじめ、(神尾)楓珠くんや(佐藤)浩市さんなど素敵なキャストの方々との出会いがあったから映像のお芝居が好きになれたし、まだまだ自信はないけど「自信を持ってもいいんや」と思えるきっかけになれた出会いで、今回もこうしてご縁が繋がってまた映画に出させていただくことができたので、秋山監督なくして今の僕はいないです。

― 先ほど役作りについてのお話もありましたが、今回秋山監督と再タッグということで、かけられた言葉はありましたか?

佐野:前回は「芸能の神様が見てくれているよ」「佐野くんはいるだけスターなんだから」などたくさんお褒めの言葉をくださって、出し切ってくれたような気がします。その時は役のことについてもお話しさせていただいたのですが、今回はそういったお話より、前回できなかった世間話がたくさん増えました。こういうインタビューのタイミングで秋山監督との濃いエピソードトークが話せない寂しさはありますが、お芝居の話をしなくてもいいくらい成長したんだとポジティブに捉えています(笑)。

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