大島優子、11年ぶり日曜劇場で感じた不安 “尻を叩かれたような気持ちに"なった瞬間明かす【「アンチヒーロー」インタビュー】
モデルプレス / 2024年6月11日 12時0分
【モデルプレス=2024/06/11】俳優の長谷川博己が主演を務めるTBS系日曜劇場『アンチヒーロー』(毎週日曜よる9時~)に出演している女優の大島優子(おおしま・ゆうこ/35)。モデルプレスのインタビューでは、撮影現場の雰囲気や、物語の考察のヒントなどを語ってくれた。
◆長谷川博己主演「アンチヒーロー」
本作は「弁護士ドラマ」という枠組みを超え「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士・明墨正樹(長谷川)が視聴者に「正義とは果たして何なのか?」「世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?」を問いかけ、常識を覆していく。日常の小さなことがきっかけで正義と悪が入れ替わり、善人が悪人になってしまう逆転パラドックスエンターテインメント。大島は明墨法律事務所で働くパラリーガル・白木凛を演じる。
◆大島優子、11年ぶり日曜劇場出演への思い
― 11年ぶりの日曜劇場かつ、久しぶりの連続ドラマ出演となりましたが、どのような心境でしたか?
大島:「大丈夫かな?」「できるかな?」と漠然とした不安がありましたが、本読み、顔合わせのときのみなさんの気合いの入り方や、思いが込もったスピーチを聞いたときに、「やるしかない」と背中を押されたような、尻を叩かれたような気持ちになって、緊張や不安よりも白木凛として役を担えたらと思うようになりました。
― 反響はいかがですか?
大島:最初は誰からも連絡がなかったんです(笑)。いつも連絡をくれる親からもなくて 「え!?連絡ないの?」と思っていたくらい反響がなくてびっくりしたのですが、2、3話くらいから「観てるよ」と友達が連絡をくれました。ほかの現場に行ったときや、プライベートで会った人はみんな自分なりの考察を教えてくれるので、考察して楽しんでくれているんだなと思いました。
◆大島優子、パラリーガルの役作り
― 白木凛というキャラクターをどのように解釈していますか?
大島:事務所のみなさんは個性が強いので、一番バランスを取っている存在なのかなと思っています。明るく、陽気に見えますが、事件を一つずつわかりやすく自分の言葉にしていて、視聴者の方に一番近い感覚で物事を発している立場だと思って演じています。
― パラリーガルを演じるうえで意識していることはありますか?
大島:実際の捜査に関与するよりも、事務手続き的なことが多いと思うので、きっとこの捜査資料を(私が)作ったんだろうなと勝手にいろいろ思っています(笑)。たまにロケで、捜査に参加するときは、その資料が役に立っているなと思いながら楽しんで撮影しています。
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