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佐々木莉佳子、涙でアンジュルム・ハロプロ卒業 11年のアイドル人生に幕「何度も立ち止まり、振り向きたくなることもあった」【愛情の世界へ、君もおいでよ】

モデルプレス / 2024年6月20日 11時12分

そして、全メンバーが中央ステージへ。円を作り、各メンバーが佐々木の背中を押すような表情で「交差点」を歌うと、楽曲の中盤で佐々木が感極まり、少しだけ涙を見せる場面も。その姿を見た上國料や川村らが佐々木の手を握ったり、肩を抱いたりしながら歌声を響かせ、メンバー間に強い絆があることを改めて感じられる感動的なステージを作り上げた。その後、爽やかなサウンドが印象的な「Foever Friend」を披露してMCへ。

◆アンジュルム、ファンと一体感作り上げるパフォーマンス

本公演2回目のMCでは、メンバーの提案により、三三七拍子のリズムに合わせて「I love you. I love you. 莉佳子が大好きだ!」と観客が叫び、ファンの大きな愛情を佐々木に届けるというシーンも。大勢の観客の声を聞いた佐々木は、ファンに対して「みんなのことが本当に大好き。伝わってますか?」「アンジュルムのこと、愛してますか?愛情の世界、最後まで作り上げてくれますか?」と語りかけ、自身の中にあるファンへの愛を改めて客席に伝えた。そして、次の楽曲のパフォーマンスへ。

佐々木の前振りで「赤いイヤホン」に突入。情熱的なステージを繰り広げると、「アイノケダモノ」と「愛されルートA or B?」を披露し、「次々続々」でクールなパフォーマンスを見せていく。そして、佐々木の「横浜の皆さん、私たち一緒に、もっと愛の世界を作っていきましょう!」という煽りから、「46億年LOVE」で会場のボルテージは最高潮に。本編ラストは「夏将軍」を披露し、疾走感のあるサウンドの中、メンバーとファンがグッズのタオルを振り回しながら会場全体で一体感を作り上げ、多幸感に溢れた空気の中で本編を終えた。その直後から、佐々木を呼ぶ大勢のファンの声がこだまする会場。一面に揺れる黄色いペンライトが幻想的な景色を作り出すと、しばらくして、佐々木が1人でステージに登場した。

この日、卒業という大きな節目を迎える彼女は、真っ白な衣装に身を包み、静かにマイクを手にする。すると「君だけじゃないさ…Friends」をしっとりと歌い上げていった。楽曲の途中から何度も泣きそうな表情を見せていた彼女は、キラリと1粒の涙をこぼすと、会場全体を改めて笑顔で見渡し、ファンへのあたたかな想いを歌声に乗せて届けていく。

◆佐々木莉佳子、メンバー・ファンへ感謝の手紙

そして、佐々木は手紙を取り出すと、ファンやメンバーへの感謝の気持ちを一つひとつ噛みしめるように語り始めた。9枚ほどあるという手紙を手に取ってマイクの前で話し始めた佐々木。アイドルを目指す大きなきっかけとなったのは、“3.11”の震災の経験だったといい、「3月11日は今でも、これから先も、忘れることはありません。笑顔というものがどれだけ、周りを自分を照らし、包み込むのか。光がなくなってしまったからこそ、自分が誰かの光になりたい!そう強く思い、私の、アイドルとして生きていく人生がスタートしました」と静かに語っていく。ハロー!プロジェクトに加入してからの道のりは、「キラキラと輝いているもの」でもあり、「何度も立ち止まり、振り向きたくなることもあった」ものだったという。しかし、そうした日々の中で自身を支えてくれる仲間やファンの姿があったからこそ、アンジュルムの活動に力を注いでくることができたと、「私の人生においてアンジュルムとして出会ったみんなは、何にも変えられない、大切すぎる存在です」と力強く言葉を紡いだ。

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