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なにわ男子・大西流星、映画初主演の決起集会で“男前行動” HiHi Jets猪狩蒼弥「かっこよかった」と感嘆【「恋を知らない僕たちは」インタビュー】

モデルプレス / 2024年8月21日 6時0分

大西:わかる!可哀想すぎる(笑)。

― 役作りについてはいかがですか?

大西:僕は自分の学生時代とは全然キャラクターも違うし、英二に似た子が身近にいたわけでもないので、僕の引き出しにはなかった人物像でした。でも原作を読むにつれて、英二はすごく可愛らしい子で、人にすごく興味があって、誰も傷つけず、周りに影響を与えながらも自分の恋にも気づき始めて、変わっていくものがたくさんあると感じたので、その気持ちの変化が原作で丁寧に描かれているからこそ忠実に、どのタイミングで気持ちが動いたのかがしっかりわかるように意識しながら、監督とも話し合って作っていきました。

猪狩:僕は顔合わせの時に監督から真っ先に「太一はどこまでが台本でどこまでがアドリブなのかわからないくらいの感じで大丈夫です」と言われました。僕はわりと、どういう役柄なのかを細かく決めてほしいタイプなので、「教えてください」と聞いてみたのですが、「太一が出るシーンは盛り上がればいい」と言われて、もしかしたらそこありきで僕にオファーが来たのかもしれないと思ったので、上手くハマれたらいいなと思いました。

原作の巻数を映画に収めるとなると、どうしても時間の使い方が変わってくるので、原作とまったく同じには描けないからこそ、映画ならではの良さを出さなきゃいけないし、それならなおさら原作の太一を深く理解しなくちゃいけないと思い、原作を何回も読み直しました。原作には出てこないセリフを太一が言うとしたら、どういう気持ちで言うんだろうというのは、スピンオフのような感覚で、作品に対してのリスペクトがしっかり残るように演じました。

― 演じていて大変だったことはありますか?

大西:中学時代のシーンも描かれているのですが、何も考えずに男同士でわちゃわちゃしているまま高校生になっていろいろな出来事があって、自分でも気づかないうちに気持ちが変化していって、それを直彦や泉に気づかされるという、感情の波が多かったことです。撮影は出来る限り順撮りではあったのですが、ハッピーなシーンもあれば、一気に落ち込んでダウンするシーンもあって、英二の気持ちに一番寄り添いたいからこそ、今回の作品では台本にいろいろ書いたりして、気持ちを整理することに時間をかけていました。

猪狩:英二を含め、どのキャラクターもわりと感情の上がり下がりが激しいんです。僕は監督に伝えられた通りムードメーカーだったので、暗い雰囲気になると、太一がポッと出てきてパッと明るくするということに徹していたのですが、英二と太一と瑞穂のシーンの時に、僕が全然関係ない話をしまくっていたら、監督に呼ばれて、「ちょっと大事なシーンだから、あまり話しかけないように」と言われて、「あ、ごめんなさい!」ということがありました(苦笑)。

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