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「虎に翼」のどか役・尾碕真花、伊藤沙莉&岡田将生へ悩み相談 2人の“解決法の対比”が寅子&航一と重なる【インタビュー前編】

モデルプレス / 2024年8月30日 8時15分

◆「虎に翼」現場では盛んなディスカッション

― 現場では皆さんそのような感じで、細かく監督に質問されているんですか?

尾碕:相談されている方は結構多いと思います。伊藤さんも監督とすごく熱心にお話されていて。でもそれがすごく筋が通っていて、伊藤さんの提案によってそのシーンがよりすっと入ってきやすくなっています。

岡田さんも「父としてこの言葉をかけることはどうなのか」などすごく真剣にお話されているので、皆さんのそのような姿を見て、のどかは人の言葉を受け取ることが多い役ということもあり「そういうふうにお芝居をされるんだったら、自分はこういうふうにしてみよう」と意識しています。皆で相談しながらお芝居を作っている感じです。

― 監督からの指示を受けるだけでなく、皆さんが対等に意見を言い合えるような感じなんですね。

尾碕:そうですね。もちろん監督からのリクエストもあるんですけど、それに対して全部「わかりました」と言うよりかは、「自分はこうしてみたいです」という意見や相談を皆フラットに出来るのがいいなと思います。

◆伊藤沙莉&岡田将生、尾碕真花の悩み解決

― 尾碕さんから共演者の方にお芝居について相談したことはありますか?

尾碕:のどかが本音を吐露するときに「どうしようかな」と悩んだすごく難しいシーンがあって。長いセリフの途中の部分がどうしても感情を乗せづらいというか、「この雰囲気だとこういう言い回しはしたくないな」みたいなことを考えてしまって。自分で解決しきることができなくて、テストの段階で悩んでいたら、それにすぐ岡田さんが気付いて「やりづらいところあるの?」と声をかけてくださいました。「実はここがちょっと言いづらいんですけど、どうしたらいいですかね」と話したら、「こうしてみたらいいんじゃない?」とか「確かにもしかしたらこのセリフは言いづらいかもしれないから、言わなくてもいいかもしれないね」と親身になって聞いてくださいました。

そうしたら伊藤さんもたまたまそこに来て、「どうしたの~?」と聞いてくださって。「実はここのセリフで悩んでて…」と説明したら「こうしちゃえばいいんじゃない!」と一発で答えを出してくださったんです。さっきまであんなに悩んでいたのに、もう「はい!解決!」みたいな(笑)。すぐ腑に落ちたんです。伊藤さんはそういう勘の良さ、感性の鋭さが本当に素晴らしいなと身近にいて感じますし、岡田さんはよく周りを見てくださっていて、そっと支えてくださるような本当にお父さんみたいな存在で、とてもありがたいです。

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