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フジ上垣皓太朗アナ、“新人とは思えない”貫禄の裏に徹底した自己分析 先輩アナから学んだ「宝みたいな言葉」を生み出す秘訣【モデルプレスインタビュー】

モデルプレス / 2024年9月1日 17時0分

上垣アナ:(身を乗り出して)いいですか!(笑)野村というところは、松山から車で1時間半ぐらいかかる山間の小さな町です。元々人口が減っている地域でしたが、西日本豪雨の被害も大きく、その地域のシンボル的存在であった酒蔵も壊れてしまい廃業せざるを得なくなってしまったんです。お酒がとても有名な町でしたので、その日本酒を大学で復活させられないかと野村でイベントを開いたり、お酒を実際に自分で売りに行ったり、学生アルバイトという形で復興に携わる活動をしていました。

― どうして「野村」という場所に着目したのですか?

上垣アナ:私は大学で教職課程に入っていたのですが、教員免許を取ることができるだけでなく、教育の色んな見方を教わる機会が多かったんです。その中で、ある教授から「学校が子どもたちを育てるという面もある一方で、地域の皆で一緒になって子供たちを育てるという教育もあるよね。そういう1つの形を体感できる現場が愛媛にあるんだけど、君行ってみーへんか?」と大阪弁で誘われたんです(笑)。そういう面白そうな誘いは「全部1回行ってみたい」と思う性格なので行ってみたらやはり面白かったです。復興や人口減少対策などに対する1つの答えが「地元の学生が元気で、かつ、地域のために何かしたいという思いを持っているか」ということだと感じ、中学生、高校生ぐらいの年代の元気な子どもたちに出会うことができて、すごく刺激になりました。

― そのご経験が今のアナウンサーという仕事に繋がっていると思う瞬間はありますか?

上垣アナ:確実に繋がっていると思います。様々な地域のことをすごく想像できるようになりました。例えば今、お天気キャスターとして東京都内で暮らし台場に出勤して帰るという生活の範囲内で起こる「ゲリラ豪雨が降ってきたらどうしよう」などといったことは容易に想像できると思うのですが、そこにプラスして「平野部は晴れているけれども、山沿いの人は天気の急変などの心配があるかもしれない」「農林水産業に従事している人は次の台風で生活が危ういと思っていらっしゃるかもしれない」と思いながら天気を見ています。大学在籍中の期間で自分以外の人たちに対する想像力が高められたのかなと思います。

◆上垣皓太朗アナ、学生時代にやってよかったことは「ゆっくりとした時間をたっぷり過ごす」

― 今のお仕事にとても直結していますね。復興まちづくりのご経験はまさしく「学生時代にやっておいてよかったこと」の1つだと思うのですが、学生時代を振り返って他にも「やっておいてよかった」と思うこと、反対に「やっておけばよかった」と思うことはありますか?

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