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フジ上垣皓太朗アナ、“新人とは思えない”貫禄の裏に徹底した自己分析 先輩アナから学んだ「宝みたいな言葉」を生み出す秘訣【モデルプレスインタビュー】

モデルプレス / 2024年9月1日 17時0分

それを聞いた時に競技に対する理解や選手に対する愛情を持つことで出てくる1番ぴったりくる言葉を追い求めていく努力を忘れてはいけないと感じました。ただ漫然と話していたらその宝みたいな言葉を取り逃がしてしまう。それはスポーツに限らず、お天気でも、他の報道においても、絶対に試行錯誤を忘れてはいけないのだと学びました。

― ご自身がこれまで出演された中で「これはぴったりハマった」という言葉はありましたか?

上垣アナ:「めざましどようび」の最初のロケでウナギ漁に行ってその場でウナギを調理して食べるリポートがあったのですが、煙が猛然と立ち上ってしまって目がもう痛いのだけれどもリポートを続けたく、でもうどうしようもなくなって「ウナギのことを伝えたいのでもう目をかっ開いて見たい!」と言ったんです。

― そのシーンは私も見ていてとても印象的でした!

上垣アナ:ありがとうございます(笑)。ただ自分としてはそこを使われると思っていなくて、むしろ煙が目に入って全然見えなくて困った時に「ウナギの焼き色をとにかく見たくてしょうがない」という心からの叫びが溢れて言ってしまった言葉だったんです。でも結果的に色んなスタッフに「あれはハマっていたよ」「正解だったんだよ」と言われました。作り込んで準備して言うこと、狙いに行って言うことではなくて、溢れ出る言葉が1番大事なのだと感じた瞬間でした。

◆上垣皓太朗アナが挫折を乗り越えた方法

― これまで挫折や失敗など1番辛かった経験を乗り越えたというエピソードはございますか?

上垣アナ:僕はあまり悔しさを感じる感性がなくて、本当はもっとドーンと落ち込んでもいい場面も「まあいいか」と思えることが多いので、乗り越えるというほどではないのですが、フジテレビにご縁をいただくまでの間、就職活動の際受けていた会社で不合格になった時は少し落ち込みました。しばらく空を見て2時間ぐらい経っていたのですが、その後には振り返りができるようになっていました。

準備することも好きなのですが、振り返ることはもっと好きで「あの時の面接を1個1個思い出してみよう」「カメラテストを1個1個思い出してみよう」「あの時の社員の方にかけていただいたあの一言の意味は何だったのだろう」と銭湯に浸かりながら振り返って考えていました。そうすると、自分はあの時何かを狙いに行こうとする意図があったというか「こう思われたい」という欲があったということをとても反省して、ゆっくりそれに向き合い続けました。

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