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神木隆之介、31歳で日曜劇場初主演「すごくプレッシャー」“初の1人2役”50年代の青年&現代のホスト演じる裏側とは【「海に眠るダイヤモンド」インタビュー】

モデルプレス / 2024年9月18日 17時0分

神木:野木さんや塚原さんたちと話していたのは、鉄平は「ワンピース」のルフィみたいなキャラクターで、玲央は「だるい、めんどくさい、もうどうでもいい」などを口癖のように言う無気力な男で、自分の将来のことも考えていないし、どうすれば良いかもわかっていないけれど、ただただ流れに身を任せて「どうにかなるでしょう」という感じで生きている人間。「このままでいいのかな」という葛藤はもちろんありますが、それを考えるのすらめんどくさい、という風に言われました。

喋り方や出す雰囲気は意識して変えているのですが、役作りは野木さんや塚原さんから言われた言葉を、「こういう喋り方かな」「こういう姿勢なのかな」と噛み砕いてやってみることが多いです。

― 神木さんご自身は、鉄平と玲央のどちら寄りだと思いますか?

神木:テンションが上がるとルフィっぽいですけど、家で引きこもっていると本当に堕落した生活になります。しばらく休みが続くと朝6時とかに寝るようになってしまうので、基本鉄平ですけど、チラチラ玲央が見える感じ(笑)。鉄平も玲央も両方わかるので良かったです。

◆神木隆之介が考える「海に眠るダイヤモンド」の楽しみ方

― 現代と過去という2つの軸がある作品となりますが、神木さんの思うこのドラマの楽しみ方を教えてください。

神木:過去パートは、当時の日本の状況や島の環境など、背負うものが多いキャラクターがたくさんいるので、それぞれに感情移入してしみじみと観ることができるパートではあります。現代パートは今に近いので、気楽に観られる休憩場所ともとれますし、今を生きる青年・玲央が、どのように過去の時代を見ているのか、どういう風に関わって見方が変わっていくのか、という変化を楽しむ見方もできると思います。玲央と一緒に端島のストーリーを見守っていくという目線でも観られるのは、1つの時代を描く作品よりは限定されない見方ができる作品だと思います。

― 演じてみて理解が深まる部分もありますか?

神木:玲央と一緒に学んで、「昔はこうだったんだよ」という話を聞くことによって、頭の隅に置くだけでも、何か変わっていくこともあるのかなと思います。端島パートも自分自身で演じていますが、玲央と一緒に改めて客観的に端島のストーリーを見て、どう見えていたのかを改めて振り返りながら玲央と鉄平を演じられるかなと思います。

◆神木隆之介、端島へ行って感じたこと

― 神木さんは端島へ行かれましたか?

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