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神木隆之介、31歳で日曜劇場初主演「すごくプレッシャー」“初の1人2役”50年代の青年&現代のホスト演じる裏側とは【「海に眠るダイヤモンド」インタビュー】

モデルプレス / 2024年9月18日 17時0分

新井:やはり神木さんの1人2役というところの、別人のようなお芝居です。この間、昼は過去で夜は現代という撮影スケジュールだったのですが、見た目からして別人になっていて、表情や目の芝居が別人に見えて「さっきの人がいない」みたいな感じがありました。

見どころは、大規模な端島銀座のセットなのですが、CG含め、当時の端島の様子を再現するというのは見応えがあるものになると思います。エキストラさん含めて、全身当時の服に着替えて、活気ある時代を作っていただけるのは、やはり美術さんのすごい努力です。また、なぜ過去と現代という2つの軸が走っているかというところが、後半にかけて盛り上がっていきます。前半は青春や恋模様というのが多いのですが、後半戦は激動の時代を歩んだ鉄平の生き様みたいな部分も描かれます。この間SNSを見ていたら「きっと鉄平はハッピーに終わるに違いない」みたいに投稿されていて「ハッピーとはなんだろう」と考えました(笑)。こういう時代に生きている方々が観たとき、きっといろいろと感じとってもらえるものがあるのではないかと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)プロフィール

1993年5月19日生まれ。幼少に芸能デビューを飾り、子役として活躍。近年はドラマ「神木隆之介の撮休」(WOWOW)のほか、映画「ノイズ」「ホリック xxxHOLiC」「GHOSTBOOK おばけずかん」、アニメ映画「すずめの戸締り」(声優)など話題作に多数出演。2023年にはNHK連続テレビ小説「らんまん」で主演を務めたほか、主演映画「大名倒産」「ゴジラ-1.0」が公開された。

◆「海に眠るダイヤモンド」第1話あらすじ

「私と、結婚しない?」2018年夏、東京。

その日暮らしのホスト・玲央(神木隆之介)は、出会ったばかりの怪しげな婦人・いづみ(宮本信子)から、突然プロポーズされる。ホストクラブに案内すると玲央のために大金を使ってくれるいづみ。都合のいい客に巡り会った玲央は、後日再び現れたいづみの誘いに乗って、軽い気持ちで長崎を訪れる。フェリーに乗る2人だったが、近づいてくる端島を前に、いづみは想いを馳せて…。

1955年春、長崎県・端島。炭鉱員・一平(國村隼)の家に生まれた青年・鉄平(神木隆之介)は、島外の大学を卒業後、島の炭鉱業を取り仕切る鷹羽鉱業の職員として端島に戻ってきた。同じ大学を卒業した幼馴染の賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)も帰島した。鉄平の兄・進平(斎藤工)や島の食堂の看板娘・朝子(杉咲花)、鉄平の母・ハル(中嶋朋子)ら、皆が鉄平の帰島を喜ぶなか、一平だけは激怒する。さらに鷹羽鉱業の職員で賢将の父・辰雄(沢村一樹)もまた、息子の就職先については思うところがあるようだ。

同じ頃、端島に謎多き美女・リナ(池田エライザ)が降り立つ。歌手だというリナに、興味津々の鉄平たちだが…。

未来への希望と活力に満ちた高度経済成長期の端島と、どこか閉塞感が漂う現代の東京。70年の時を超え、2つの異なる場所をつなぐ若者たちの物語が今、幕を開ける――。

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