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鳴海唯、“元ギャルシングルマザー”役へのこだわり 意識した部分とは【「あのクズ」インタビュー前編】

モデルプレス / 2024年11月5日 6時0分

鳴海唯(C)TBS

【モデルプレス=2024/11/05】TBS系火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜よる10時~)に出演中の鳴海唯(なるみ・ゆい/26)が、このほどモデルプレスらの取材に応じた。前編では、“元ギャル”のシングルマザーを演じる上での役作りの工夫や「諦めないマインド」を持ち続けるための秘訣を聞いた。

◆奈緒主演「あのクズを殴ってやりたいんだ」

本作は、恋もボクシングも本気で向き合う姿をオリジナル脚本で描くガチンコボクシングラブコメディ。結婚式当日に恋人に逃げられてしまった主人公・佐藤ほこ美(奈緒)が、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男・葛谷海里(玉森裕太/Kis-My-Ft2)に出会い、彼との出会いをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と自分を変えるためボクシングを始める。鳴海は、ほこ美の妹で、スナックで働くシングルマザーの佐藤さや美を演じる。

◆鳴海唯“元ギャルシングルマザー”演じる上での役作り明かす

― まずは、本作で鳴海さんが演じている「佐藤さや美」の人物像について教えてください。

鳴海:さや美は、奈緒さんが演じるほこ美とは正反対の性格で、恋愛にはだいぶ破天荒です。クズ男に今まで数々引っかかってきた経験があって、そういう恋愛体質なところはすごく斉藤由貴さん演じる(佐藤)明美ママに似た部分を持っていると思います。でも、8歳になる娘の佐藤美々(磯村アメリ)がいるシングルマザーなので、子供に対する愛情深さみたいなものは、人一倍持っている女の子なのかなと考えています。

― さや美を演じる上で難しかった点や工夫した点はありましたか?

鳴海:“現役ギャル”ではなくて“元ギャル”なので、そこの塩梅がすごく難しかったです。最初にキャラクターを作っていくときに、まずはルックスを話し合いました。一見ギャルと思ってさや美を見ると「そこまでギャルでもないかも」みたいな。カラーコンタクトもしていないですし、金髪でもないんですけど、髪の毛にはちょっとインナーカラーを入れています。昔やんちゃしていた人がママになって、ちょっと落ち着いているんだけど、でもやっぱりやんちゃしていた時の名残みたいなのが残っているようなルックスの塩梅を最初に話し合って決めて、こだわって作っていきました。

― 完全にギャルが抜けきっていないような雰囲気を出すために意識されたことはありますか?

鳴海:お芝居をする時に気を付けていたのは、本当のギャルって自分の体の真ん中にすごく太い幹が1本ドカンってあるようなイメージを私は持っていて。一見うるさくはしゃぐのかと思いきや、実は芯が通っていて鋭いことを言うのがギャルなのかなと考えています。喋り方もありますが、マインドを1番大事にしながらお芝居をしていました。「ギャルマインド」を持っておけば大丈夫みたいなことを私も友達と話しますが、「小さいことは気にしない、曲がったことは嫌い、愛情深い」というマインドを意識しながらお芝居をした気がします。分かりやすいシーンだと、はしゃぐところは思いっきりはしゃいだり、リアクションがだいぶ大きかったりしていますね。注目してほしいのは、玉森さん演じる海里さんと会った時の反応がだいぶバカっぽくて面白いです(笑)。そこがギャルっぽいし可愛い部分が結構見られるので、スナックでのシーンも注目して見てもらえたら嬉しいです。

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