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有村架純、坂口健太郎の現場での行動に「本当にびっくり」再共演までの5年で起きた変化【さよならのつづき インタビュー後編】

モデルプレス / 2024年11月10日 7時0分

― 坂口さんから見て、有村さんの新たな一面はありましたか?

坂口:今彼女が僕の巻き込み力みたいなことを言ってくれたけど、やっていることはすごくシンプルだったんですよね。もちろん僕はすごくしゃべるのが好きだし、よく「段取りが段取りにならない」と言われるくらいふざけちゃうこともあって(笑)。何回も同じことをやると疲れちゃうから2回目ぐらいからもう全然違うセリフを言ったりするんですけど、彼女がさえ子としてカメラ前に立ってくれているからこそ人が集まってくるんですよね。僕はその集まってきたスタッフの方たちを外側からガシッとまとめればいいだけだった。そう考えると、僕がそうやってできたのも彼女が目印になってくれたからみたいなところはすごくあります。

◆5年前からの変化「軽やかさがあった気がします」

― 以前の共演のときからあえて変えたところはありましたか?

坂口:あんまりないかもしれないです。でも多分変わっているんだろうなと思います。自分で「架純ちゃんともう1回一緒にやるから変えなきゃ」と思ったことは正直ないけど、それぞれ「そして、生きる」のときから5年経ってじわっと勝手に意識の外で変わってきた部分もあるだろうなと。だから割とそのままだったよね。

有村:うん。でも今回はもうちょっとお互い軽やかさがあった気がします。2人とも30歳を過ぎたからなのかわからないけど…

坂口:僕はもう33歳なんです(笑)。架純ちゃんいくつ?

有村:私は来年の2月で32歳。

坂口:そうですか…(しみじみ)。

有村:結構深夜の撮影も多かったじゃん。

坂口:多かった!

有村:あれはやっぱりしんどかったよね(笑)。

坂口:しんどかったね(笑)。もう眠たいし(笑)。

有村:目のクマとかも気になって…(笑)。

坂口:あれも大変だったけど、僕が今回1番緊張したシーンは、大学の前で雨が降る中さえ子を走って迎えに行くところ。日本に数台しかない超大型扇風機を2台稼働させて台風のシーンを作って、あのときは本当に吹っ飛ぶかと思いました(笑)。

有村:ドリフやってるのかと思うくらいだったよね(笑)。

坂口:でもスタッフさんたちもびっしょびしょに濡れながら台風の雨を作ってくれて、だからどうしても現場に対して愛情が湧くんですよね。彼女もその愛情をとても出してくれる人だから、すごく良い空気感ができていたと思います。熱量のある意見を交わしながらも、良い感じでできました。

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