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「わたかわ」「かわだめ」…バズるダンス生み出し続ける元アイドル振付師・槙田紗子「簡単すぎちゃダメ」分析重ねたどり着いた手法 月10本以上依頼受ける売れっ子ぶり【インタビュー】

モデルプレス / 2024年11月11日 7時0分

◆槙田紗子、PASSPO☆卒業後に訪れた振付師としての転機「もともと裏方に行きたいとは思っていて」

― では、槙田さんのキャリアについてもおうかがいします。PASSPO☆を卒業されてから、振付師としての転機はどこにありましたか?

槙田:肩書きは自由なんです。グループを卒業してからすぐに振り付けのお仕事はやらせてもらっていて、とき宣(超ときめき◆宣伝部)に初めて振り付けさせてもらったときは前の事務所に在籍していたときでした。そこから2018年にフリーになって「本当に自分の力で生きていかなければ」という感じで「これを仕事にしていくぞ!」という思いが強くなりました。その後今の事務所に出会って、さらに振付に集中することができるようになったと思います。

― アイドルを辞めてすぐに次のお仕事にシフトすることは難しくありませんでしたか?

槙田:もともと裏方に行きたいとは思っていて、クリエイティブなことをしたかったからグループを卒業しました。自分の性格的にあまり1つのことだけに絞るのが合っていないとわかっていたので、表に出る仕事もやりながら、振り付けをやっていこうと思っていました。

◆槙田紗子「自分にしかできない」経験を活かす振り付け

― 過去の経験が現在の振り付けに活きる部分も大きいのでしょうか?

槙田:間違いなくあります。いいダンスを作ろう、かっこいいダンスを作ろう、という意識よりも、その子の魅力を伝えたい、とか、ファンの人に喜んでほしいという気持ちが強いです。ステージに立ったことがない人よりもファンの気持ちがわかると思うので、それは自分にしかできないことだと思っています。

― 現役時代も振り付けを作ることはあったと思いますが、そのときと比べて作り方は変化しましたか?

槙田:組み立て方は変わっていないんですが、経験を積んで作ることが早くなりました。駆け出しの頃は月に1曲~3曲できたらありがたいくらいでしたが、今はありがたいことに案件をいろいろといただいて、「ここで作らないと締め切りに間に合わない!」という状況も多くて。短い時間でもクオリティは落とせないので、普段からアンテナを張ることを大切にしています。

◆槙田紗子、月10本以上振り付けるときも

― 1曲あたり大体どれぐらいで制作されるのでしょうか?

槙田:曲にもよりますが、大体のベース自体は、極端なことを言うと1時間で作る曲もあります。逆に2日かけて作って納得いかない曲もあるし…時間をかけることがクオリティに比例しないんです。昔は不安なので時間をかけなきゃと思っていたけど、実はそうではない。最終的には自分がいいと思うかどうかでしかないと思うので、最近で言うととき宣の「プリンセスヒーロー」は振付の基盤は大体1時間で完成できました。構成やフォーメーションは別で時間をかけますが。

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