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【「あいの里 シーズン2」プロデューサーインタビュー】史上初の出来事・藤田ニコル母の起用理由…制作陣も想定外の連続だった撮影の裏側

モデルプレス / 2024年12月19日 19時0分

― 今回、ギタりんさんには冷却期間を置くという史上初の展開になりましたが、この対応を判断するまでにはどんな経緯がありましたか?

西山P:僕は「あいのり」という番組もやってきて一度もこんなことはなかったんですよ。とにかく揉めてもスタッフは一切関与しないで、「メンバーしかいない旅なんだからメンバーで解決してくれ」というのが基本で10何年もやってきましたが、今回は住民からの強い要望があって、この決断に踏み切ることになりました。

ギタりんは、今まで50年、女性にボディータッチもしたことがなかった人なんです。そういうウブな男性がみんなに「とにかくもっとガンガン行かないとアピールが足らないよ」と言われて、言われた通りにやったらちょっとぎこちないボディータッチになって女性を傷つけてしまって親友のマキオからも怒られて。お互いのために良いことはないだろうということでやむを得ずの判断でした。

◆「あいの里 シーズン2」藤田ニコル母・パチゆみを起用した理由

― パチゆみさんを起用した狙いは?

西山P:もちろんにこるんの母親ということで興味を持ったのは事実なんですけど、ちゃんと普通に応募してきたんです。最初のオンラインのオーディションではスタッフの中でも2、3人だけがそのことを知っている状況で他のスタッフには内緒にしていたけど、みんなが「面白い」と言ったんですよね。50代前半でものすごく色々な経験をしてきているから言葉1つ1つに力がある。制作側から言うと短い尺で面白いことを言ってくれる人は使いやすいし、にこるんの母親ということは関係なく、人として面白いなと思いました。

― パチゆみさん、非常に面白かったです。タナさんとの最後のカップル成立も感動しました。

西山P:僕も一番感動しました。オーディションから撮影の途中までは、肝っ玉母さん、というのが全面に出ていたので、そういった女性が恋をした途端に女の子になったのがすごく可愛くて、告白するときにあれだけ緊張するのかというのもいじらしくて感情移入しました。

― アロマさんが入られたときに、「控えている人たちもたくさんいる」といった主旨の発言もありましたが、残った住民のバランスを見て追加住民を決めていますか?

西山P:全体で2、3割多めの候補者を選ばせていただいていて、誰が帰るかということとそのときの恋愛相関図の矢印によって、「この人を選んだら一番恋愛が活性化するんじゃないか」という人を選ぶようにしています。みなさんお仕事をされているので、一人ひとり調整して準備しているのに結局参加してもらえなかったという人も何人かいて、待ってもらっている方には本当に申し訳なかったですね。

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