松坂桃李、コロナ禍を経た今伝えたいこと 時代劇に懸ける熱い想い「世間の捉え方を変えていきたい」【「雪の花 ―ともに在りて―」インタビュー前編】
モデルプレス / 2025年1月2日 17時0分
【モデルプレス=2025/01/02】映画「雪の花 ―ともに在りて―」(2025年1月24日公開)で主演を務める俳優の松坂桃李(まつざか・とおり/36)にモデルプレスがインタビュー。松坂が救われた言葉・共演者の存在から、コロナ禍を通じ実感したこと、時代劇への熱い想いまでたっぷりと語ってもらった。【前編】
◆松坂桃李主演「雪の花 ―ともに在りて―」
原作は、吉村昭氏が1988年に発表した「雪の花」(新潮文庫刊)。江戸時代末期を舞台に、数年ごとに大流行して多くの人命を奪う天然痘と闘った一人の町医者の実話を描いた物語。松坂は、自らの利益を顧みずに、天然痘に侵された日本を救おうと立ち上がった“知られざる町医者”・笠原良策を演じる。
◆松坂桃李、小泉組初参加に感慨
今作で映画「居眠り磐音」(2019)以来の時代劇に挑戦する松坂。「事前に史料を読み込んで、良策さんが実際にやられてきたことや、良策さんがどういう人物なのかを理解していきました。また、史料には記載されていなくても台本で描かれている場面があったら、監督と想像を膨らませながら話し合って作っていきました」と徹底した役作りを明かす。
メガホンを手掛けたのは、巨匠・黒澤明監督の助監督を長く務め、自身の監督デビュー作「雨あがる」(2000)でヴェネチア国際映画祭緑の獅子賞を受賞した小泉堯史監督。初タッグとなる名監督からオファーを受けた時の心境を「オファーをいただいた時点では、まだ作品の内容は知らなかったのですが、小泉組に参加できるなんて一生にあるかないかぐらいの本当に貴重な機会だと思ったので『ぜひ参加させていただきたいです』とオファーを受けました」と振り返った。
◆松坂桃李が救われた言葉・共演者の存在
これまで幅広い役柄を演じ、多彩な表現力で視聴者を魅了し続けてきた松坂。数々の賞も受賞し、日本を代表する俳優の1人として高く評価されている。そんな彼でも、初の小泉組参加、加えて実在する人物を演じることに大きな緊張感があったという。しかし、共演者・監督…ともにいる仲間の存在によって、そのプレッシャーを跳ね除けていった。
「(小泉監督は)リハーサルや本読みを何度も重ねる方ですが、本番に臨む時には『あとはもう自由にやってもらえれば十分だから』と声を掛けてくださります。その一言によって、僕の中では肩の荷が降りたような、緊張の糸がほどけたようなものがありました。また、リハーサルや本読みを入念にやったからこそ、あとは相手のセリフを聞いて自分から素直に出てきた言葉や表情が正解に繋がっていくと思うので、そういった意味で共演者の方々にもすごく助けられました」
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