1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

奥平大兼「御上先生」撮影で感じた松坂桃李のすごさ「学園モノをやっていないと見られない」気づきとは【インタビュー】

モデルプレス / 2025年1月14日 18時0分

奥平:神崎はクラスのカリスマと書いてありますが、あまり自覚はなく、子供が大人ぶっているような子です。良いお家で育って、自分なりにやりたいことをやってきて、今まで打ち負かされることが少なかった子が、御上先生が来て初めて家族以外に打ち負かされて…。現在進行形で撮影中なので、もちろん台本で先の未来は分かりますが、神崎がどう変わっていくのかは全く分かっていなくて、自分は完璧な人間だと思っていた人がこんなに打ち負かされてどうしたら良いのか全く分からない、でもクラスの子たちには堂々としていたい…みたいな部分が難しいです。神崎を演じるうえで「こうしたい」という思いはもちろんありますが、最終的にはドラマを観てくださる方がいて、自分では客観的に見ることができないので、監督やスタッフさんの意見を聞いて「今ってこう見えているんだ」「そのつもりはなかったけど、そう見えているんだ」と参考にしているので、話し合っている時間は長いです。

◆奥平大兼、助けられている松坂桃李の人柄

― 松坂さんの出演作で印象に残っている作品はありますか?

奥平:「新聞記者」(2019)です。藤井道人監督ともご一緒させていただいたこともあるので、一番印象に残っています。

― お会いしてみた印象はいかがですか?

奥平:ものすごくラフな方です。神崎とは1話からバチバチなので、ある程度距離を置くのかなと思っていたんですが、すごく気さくに話しかけてくれました。もちろん緊張感はありますが、お芝居をするうえでガッチガチに緊張しないで済むのは松坂さんの人柄かなと思います。すごいと思うことは、難しいことを言っていますし、長いセリフを淡々と話すんですが、全然噛まないんです。僕はめちゃくちゃ噛むので、「やばい」と思いつつも、1対1でお芝居しているときは本当に楽しいです。僕が感じただけなので、ご本人がどうかは分からないですが、テストと本番ではギアを変えていらっしゃると思います。神崎が受け止められるようにお芝居してくださって、そのおかげで変化することもあるので、リアルタイムで感じられるのはとても楽しいです。

◆奥平大兼、衝撃の出会い明かす

― 神崎と御上先生のように、奥平さんにとって衝撃的だった出会いのエピソードはありますか?

奥平:「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系/2023)の福井雄太プロデューサーです。お芝居に対してものすごく積極的に来てくれる方で、演出までしてくれるんです。監督だけでなく、プロデューサーさんがそこまで熱くなって自分が演じている役や作品に意見を言ってくださったり、相談に乗ってくださることが嬉しくて、それを初めて感じたのが福井さんでした。熱意がある方と一緒にやっていると、こっちも本気になれますし、本気でやると良いお芝居、良い作品ができると思うので、そんな方と出会えたのは嬉しいです。今回の飯田和孝プロデューサーも話し合ってくださるので、すごくありがたいですし、熱がこもったお芝居ができて嬉しいです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください