蒔田彩珠「御上先生」明るい役柄に葛藤「助けられた」「念願の共演」…キャスト陣との撮影裏側語る【インタビュー】
モデルプレス / 2025年1月23日 12時0分
― 共演者の中で刺激を受けた方はいらっしゃいますか?
蒔田:北村一輝さんが本当に面白いです!やっぱりドラマの内容がシリアスなだけあって本読みの時もヒリッとした空気感があったのですが、北村さんと及川(光博)さんのお二人が本当に場を和ませてくれようと冗談を言ってくださるんです。それによって、映像作品の出演が初めての生徒キャストも安心する瞬間があったので、お二人にはすごく助けられています。
― 制服姿も印象的ですが、自分なりのこだわりもあるのでしょうか?
蒔田:顔合わせの時に監督とプロデューサーが29人の生徒の席を回って一人ひとりと話し合いながらこうしていこうかと方向性を決めていきました。富永は優等生でしっかり勉強もするタイプなので「スカートを短くしたり袖まくりしたりはしないよね」と相談していました。
― 最後に作品の魅力と富永の見どころポイントを教えてください。
蒔田:普段見ないようにしていることや自分1人じゃどうすることもできない問題に3年2組の皆が向き合っていきます。一見、1つのクラスの小さな出来事だけど、それを解決しようと皆が動くことで少しでも日本が変わっていく。自分が行動を起こすことで日本も変えられてしまうのかもしれない。そんな希望が見えるドラマになっています。
そして、富永はどの問題にも積極的に口を出しています(笑)。動き出そうとしている生徒と動かそうとしている先生の架け橋になっているような役なのでぜひ注目してほしいです!
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆蒔田彩珠(まきた・あじゅ)プロフィール
2002年8月7日生まれ、神奈川県出身。関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「ゴーイング マイ ホーム」(2012)をきっかけに、映画「三度目の殺人」(2017)、第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品「万引き家族」(2018)など是枝裕和作品の常連に。河瀨直美監督の「朝が来る」(2020)では「第44回日本アカデミー賞」新人俳優賞受賞、「2020年第94回キネマ旬報ベスト・テン表彰式」助演女優賞、「第45回報知映画賞」助演女優賞を受賞。2021年、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインの妹役を演じ、注目を集めた。近年はNHK夜ドラ「わたしの一番最悪なともだち」(2023)で主演を務めたほか、映画「クレイジークルーズ」(2023)、「ハピネス」(2024)、Netflixシリーズ 「忍びの家 House of Ninjas」(2024)などに出演。
◆「御上先生」第2話あらすじ
試験会場で起きた殺人事件と自分がリークした不倫記事は関係がある。御上(松坂桃李)の言葉が気になった報道部の神崎(奥平大兼)は、隣徳学院を辞めた教師・冴島(常盤貴子)に会いに行く。
事実が明らかになる中で、神崎の記事について生徒たちに討論させる御上。同じ頃、文科省の塚田(及川光博)と槙野(岡田将生)が動き出す。
殺人事件、不倫記事、隣徳、文科省、これらには一体どんな関係があるのか、そして殺人犯の目的とは――。
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