【フジ会見要点まとめ＆騒動時系列一覧】中居正広騒動の詳細 社員Aの関与、被害女性への聞き取り内容、社長＆会長辞任経緯など

◆第三者委員会設立の経緯について

23日の臨時取締役会にて、本件に関して第三者委員会の設置を決議した同社。設立の理由については、社内調査のような当事者によるヒアリングのみでは身内による甘い評価に陥る可能性があり、客観的な事実を把握するため、「事実関係を明らかにするために客観性と独立性が担保された調査が必要」と説明した。

◆フジテレビ、過去のハラスメント報告について

過去にも女性アナウンサーから性被害の報告はあったのかについて、遠藤氏は、女性アナウンサーからは無かったとし「女性社員、女性スタッフ、 契約で働いてくださる方々はいくつかハラスメントのご相談はございます」と回答。加害者とされる人物は正社員から契約社員までいたといい、「処罰になったケースもございます」と明かした。

◆フジテレビ、中居正広への損害賠償請求の可能性は？

同局が中居へ損害賠償請求を行う可能性はあるのかについて、遠藤氏は「現在のところは考えておりません」と回答。理由については「第三者委員会の結論が出ておりませんので、今のところまだ考えていない」と説明し、可能性を問われると「そういう可能性はゼロではないかもしれません」と答えた。

◆AC差し替え分の広告料について

今回の騒動を受け、多くの企業がCMを差し止める事態に発展しているが、遠藤氏は自社CMを差し止めた広告主に対し、1月に公益社団法人「ACジャパン」の公共広告に差し替えた分の広告料金を請求しないことについて言及。返金について、通常ない措置ではあるが「それを取らせていただくのは極めて当然なのかなと思います」と語り、クライアントからは「一刻も早くこの問題の概要を明らかにして、信頼回復に努めてほしい」といった声などが寄せられていると説明した。（modelpress編集部）

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