1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

中条あやみ、挫折だらけの過去乗り越えた理由「葛藤しながら模索していた」今伝えたいメッセージとは

モデルプレス / 2025年2月8日 20時0分

― 素の表情や、自然の中での神秘的なカットなど盛りだくさんとても素敵でした。

中条:実は、撮影中に奇跡がいっぱい起きたんです!天候が不安定な梅雨の時期での撮影でしたが、撮影している間はほとんど雨が降ることもなく無事に撮影ができたのでラッキーでした。また、阿蘇の草千里ヶ浜に訪れたとき、草原に馬が放牧されていて、私がひとりで彼らのほうまで走っていったら、散らばっていた馬たちが私の方にバーっと集まってきたんです。そんな様子をカメラマンさんが望遠レンズで遠くから撮影してくださって、狙っても撮れないような自然の奇跡がたくさん起きたことが印象的でした。

― 撮影時のエピソードや裏話はありますか?

中条: スタッフの皆さんと過ごす時間も楽しかったです。とあるスタッフさんが、決まった時間を過ぎてしまい宿のお風呂に入れなくなってしまって…そんなハプニングも起きました(笑)。熊本の郷土料理のだご汁のお店にも行ったのですが、野菜がたっぷり入っていて、にんにくが効いていてこれまでに食べたことがない新しいうどんのような感覚で、これだけを食べに行きたいって思うほどのお店に出会えて、食も楽しめました。こんなに楽しくて良いのかなと思うくらい仕事というよりも修学旅行のように楽しい時間でした。

◆中条あやみ、國村隼の言葉に影響受ける

― 今回のフォトエッセイを作るにあたって、これまでの人生を振り返る機会があったと思うのですが、改めて感じたことや新たな発見はありますか。

中条: フォトエッセイを作ることが決まり、携帯のメモに日々自分が感じたことや気付きを残していたのですが、日記を見返して今までを振り返って出会ってきた言葉と向き合う時間が1年ほどありました。これまでの人生を振り返って、あの時にこんなことを感じていたんだとか、こんな人からありがたい言葉をいただいていたんだなとか、改めて再確認できたと思いますし、人生の思い出として死ぬまで大切にしたい1冊になりました。歳を重ねてからも読み返したい1冊ですし、今後フォトエッセイをもう1度作ろうと思っても、このクオリティのものは絶対作れないと思うくらい良い作品になりました。

― 様々な方からいただいた言葉の数々も印象的でした。特に印象に残っている言葉はありますか?

中条: このお仕事をやっていく上で、私がハッとした言葉は、國村隼さんの「お芝居がもっとうまくなりたいとかいろんなことを心のなかで考えていたとしても結局、伝わらないと意味がない」という言葉です。実際にかけてもらったわけではなく、インタビューで耳にした言葉ですが、それが私の中ですごく響きました。芝居をやっている中で、「上達したいな」「あんなふうに演技ができる俳優になりたい」という気持ちはありましたが、それ以前にこのお仕事は“伝えたいこと”を伝えられないと意味がない仕事だと思います。國村さんの言葉を受けて、改めて“伝わらなければ相手にも届かない”という原点の部分に気付かされましたし、「初心に帰れ」と言われているようで、ハッとしました。この言葉に刺激を受けたと後日、國村さんにお伝えすると、「良かった。僕も若かった時、ある俳優さんから教わったんだよ。」と教えていただきました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください