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ホンダ フリードとフリード+、車中泊しやすいのはどっち!? 3列シート車でも工夫次第で車中泊は楽しめる

MōTA / 2021年10月29日 17時0分

ホンダ 新型フリード HYBRID G Honda SENSING[ボディカラー:シーグラスブルー・パール/2019年10月マイナーチェンジ] [Photo:茂呂 幸正]

コンパクトミニバン「ホンダ フリード」シリーズが人気だ。現行型は2016年9月にフルモデルチェンジした2代目。デビュー5年が経過しているが、国内のホンダ車では軽のN-BOXに次ぐ販売台数を誇る。アウトドア派からは、メーカー自ら車中泊仕様を標榜する5人乗り仕様「フリード+(プラス)」が根強い支持を集めているが、ノーマルの3列シート版フリードでは車中泊は難しいのだろうか。身長180cmの筆者が2台それぞれに「寝て確かめてみた」!

ホンダ 新型フリード HYBRID G Honda SENSING[ボディカラー:シーグラスブルー・パール/2019年10月マイナーチェンジ] [Photo:茂呂 幸正]

2列シート版「フリード+(プラス)」は単に「フリード」から3列目を外しただけじゃない!

3列シートレイアウトのフリード。写真は6人乗り仕様でセカンドシートは独立したキャプテンシート。7人乗りの場合はベンチシートとなる。

「ホンダ フリード」は、全長4.3メートルに満たないコンパクトなボディサイズの中に3列シートをレイアウトしたミニバンだ。後席左右には使い勝手の良いスライドドアを備え、小さいながらも3列目まで大人がしっかり乗れるほどの余裕の空間を確保する。そんな緻密なパッケージと200万円台を中心とする低価格により、ファミリー層を中心に支持を集めている。

こちらがフリード+の内装だ。単にサードシートを取り払っただけでなく、荷室部も専用設計となっている

そんなフリードをベースにした2列シートの派生モデルが「フリード+(プラス)」だ。単にサードシートを外しただけではない。荷室部は設計し直され、フリードよりさらに低い床面を確保。2段式のボードを配し上下に荷物を積めるようにするなど、アウトドアレジャー用途に特化したレイアウトとした。セカンドシートをフラットに倒すことで、車中泊可能な「おやすみモード」まで用意されている念の入れようだ。

今回はそんなフリードとフリード+で車中泊は可能か、実際に筆者が2台に“寝ころんで”確かめてみた!

3列版「フリード」のシートをフルフラットにする方法は2つあり

セカンドとサードシートをつなぐ「パターン1」,フロントとセカンドシートをつなぐ「パターン2」

セカンドとサードシートをつなぐ「パターン1」,フロントとセカンドシートをつなぐ「パターン2」

3列版「フリード」で車中泊するため、シートをフルフラットにする方法は2つある。ひとつは、セカンドシートとサードシートをつないでフラットにするパターン1。もうひとつはフロントシートとセカンドシートをつなぐパターン2だ。

パターン1の場合は長さ方向に限りがあり、身長180cmの人が寝るのは難しい

ただし写真のご覧の通り、パターン1の場合サードシートはほとんどリクライニング出来ないため、身長180cmの筆者は背を伸ばして寝ることが出来なかった。したがってフリードで車中泊をするなら、必然的にフロントシートとセカンドシートをつなぐパターン2の方法しか選択出来ない。

なお写真の6人乗り仕様の場合、セカンドシートは独立したキャプテンシートとなるため、就寝時の寝床の幅は限られて来てしまう。とはいえ、幅の狭いキャンピングコット(アウトドアで用いる簡易ベッド)で寝ることを考えたら、フリードのほうがはるかにクッション性も高く快適に過ごせるからご安心を。

ただし夫婦2人と幼児、もしくは小さな児童の3名で川の字になって寝ることを想定するなら、セカンドシートがベンチタイプの7人乗り仕様か、あるいはフリード+を選択することになる。

シートは立体的な構造のため、寝床はどうしても凸凹が出来る。自分に合った寝心地の良いポジションを探そう,筆者はこの形態が寝やすかったが、運転席側だとステアリングに足が当たってしまうかもしれない

シートは立体的な構造のため、寝床はどうしても凸凹が出来る。自分に合った寝心地の良いポジションを探そう,筆者はこの形態が寝やすかったが、運転席側だとステアリングに足が当たってしまうかもしれない

車中泊派御用達のフリード+! 理由は設計段階から車中泊利用者を見据えたきめ細やかな造りにあり

シートを倒す場合、まず座面を前に跳ね上げてから背もたれを倒す,背もたれに紐で固定されたボードを荷室側に倒し隙間を埋める

シートを倒す場合、まず座面を前に跳ね上げてから背もたれを倒す,背もたれに紐で固定されたボードを荷室側に倒し隙間を埋める

いっぽうのフリード+は、最初から車中泊での使用を設計に織り込み開発されたモデルだ。フロントシートの位置を最大限まで前に出し、背もたれを倒す。そして前後スライド式のセカンドシートを最前端に移動。シートを前倒し(座面を前に倒しそのあと背もたれを倒すダブルホールディング式)すると…荷室長190cm超えの広大な“ベッドルーム”の完成だ。

ハイエースのように大きな1BOXカーではなく、全長わずか4.3メートルの扱いやすい5ナンバーサイズでしっかり実現させているところに凄さがある。

広大な空間! シートを前倒しした際にできるラゲッジとの隙間を埋めるパネルもしっかり備わっている!(写真は4WDモデル)

キャンプ用の寝袋やマットを持っていれば、もうこのままで今すぐ車中泊が出来る。寝床は長さ方向で180cm程度、幅も120cm以上あるから、かなり余裕がある。後部の床下にはスペースが確保されているから、寝床をつくるために荷室からわざわざ荷物を外に出したりする手間もいらない。よく考えられた設計なのだ。

写真の「ラゲッジクッションマット」(2万2000円・消費税込)はホンダ純正アクセサリー! 車中泊派なら必須のアイテムだろう

このように至れり尽くせりな造りの良さで、車中泊派からフリード+が支持されているのだう。とはいえ上記の通り、3列シート版のフリードでも工夫次第で車中泊は楽しめることが改めて確認出来た。

フリードシリーズが気になったアナタは、この週末に販売店へ行って、ぜひ試乗がてら“寝心地”もチェックして欲しい!

[筆者:MOTA(モータ)編集部 トクダ トオル/撮影:茂呂 幸正・佐藤 正巳・Honda]

前後左右の窓ガラスを内側から覆う「プライバシーシェード」(4万1800円),荷室上部のデッドスペースを有効活用する「ルーフラック」(1万5400円)

前後左右の窓ガラスを内側から覆う「プライバシーシェード」(4万1800円),荷室上部のデッドスペースを有効活用する「ルーフラック」(1万5400円)

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