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島津製作所:筒内環境を高速でモニタリングする [人とくるまのテクノロジー展2018横浜]

MotorFan / 2018年5月23日 13時40分

島津製作所:筒内環境を高速でモニタリングする [人とくるまのテクノロジー展2018横浜]

エンジン筒内のガス温度、CO2濃度、水分濃度を同時に高速モニタリングするシステムを島津製作所が開発した。人とくるまのテクノロジー展の同社ブースで、担当者に話をうかがってきた。

 島津製作所のエンジン筒内高速モニタ「DIOMELAS」は、筒内のガス温度とCO2濃度/水分濃度を高速で計測できるシステムだ。センサプローブをエンジン本体にセットして計測部本体からレーザを送り込み、先端部のミラーで反射して返ってきた光を受けて電気信号に換え、本体へ戻してデータを演算する。

計測部本体

 いまターゲットとしているのは4ストロークサイクルにおける吸気〜圧縮行程。膨張行程と排気行程は温度が高いことからターゲットからは外している。
 これまでの、排気側ガス温度計測や筒内ガスのサンプリング計測などの手段は、結果が得られるまでの時間が長かった。また、サンプリングの場合だと、管を伝わっていることから、本当に得たい状況といくばくかの差異があることは避けられなかった。100サイクルの平均が何時間後算出される、というものだったのだ。
 DIOMELASは計測したデータを、計測したデータを即時演算して、100サイクルや200サイクルだったら1〜2分で終わるという。従来の他社製品に比べて結果が早く出るのだ。そして何よりも、毎サイクルでどのような、という計測ができるところが新しい。

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