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まったく新しいコンパクトSUV、レクサスUXがいよいよ正式発表

MotorFan / 2018年11月27日 19時30分

まったく新しいコンパクトSUV、レクサスUXがいよいよ正式発表

レクサスは11月27日、コンパクトSUVカテゴリーに属するブランニューモデル、レクサスUXを発表した。同日から全国のレクサス店で販売を開始している。

 LX、RX、NXに続くレクサスのSUVモデル末弟として生まれたこのレクサスUXは、タフな力強さと俊敏な走りをイメージさせる大胆かつ洗練されたエクステリアがまず目を惹く。パワートレーンには2.0L直4と2.0L直4+モーターのハイブリッドを用意。全長4495mmに抑えられ、全高は1540mmと、機械式駐車場への対応も考慮されたサイズだ。


 都会派コンパクトクロスオーバーとして、「Creative Urban Explorer」をコンセプトに、新たなライフスタイルを探求するきっかけ「CUE」となることを目指したというこのモデルは、縦方向に厚みをもたせたボディにより、安心感のあるタフな力強さを強調。さらに、キャビンの中心から、タイヤに向かって前後のフェンダーが張り出した構成として俊敏な走りを予感させるプロポーションを持っている。


 レクサスの個性ともいえる三眼LEDヘッドランプには、上部にアローヘッド形状のクリアランスランプを配置し精悍な表情を演出。また、スピンドルグリルはブロックメッシュ形状とし、角度によって表情を変えるUX独自のデザインを採用し、力強さを表現した。サイドは強く張り出し、リヤへ向けて大胆にキックアップする上下ふたつのキャラクターラインが躍動感を創出している。





 リヤはスタイルはスピンドルをテーマとした面取り造形とすることで、凝縮感とシャープさを強調。リヤコンビネーションランプは左右一体の翼形状だが、両端を立体的な縦フィン造形にすることで走行安定性に寄与する空力性能を確保。このように独創的なデザインを実現しながら、機能美を追求した。


 インテリアは、クロスオーバーらしいシルエットでありながら走りを予感させる低いドライビングポジションとステアリングを中心に配置した操作系で、ドライビングの高揚感を演出するコクピットを実現。さらに、内と外の境界を曖昧にする日本の建築思想に着想を得た、インストルメントパネルの上部からフード・フェンダーへと内外が連続するような造形で、タイヤ位置の認識のしやすさや見晴らしのよい視覚的な開放感を実現し、「人とクルマの一体感」を創出している。



 現行プリウスで初出しとなり、C-HR、カローラ スポーツに続いてGA-Cプラットフォームを採用。さらにレーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の使用部位拡大と、ドア開口部環状構造の採用によりボディの高剛性化を実現。ボディパネルにアルミ部材などを採用し、軽量化による低重心化を追求している。また、コラムシャフトを大径化し、ねじり剛性を高めたコラムアシスト式電動パワーステアリングを採用。サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リヤにダブルウイッシュボーン式を採用するとともに、徹底的な走り込みとチューニングを重ね、高い操舵応答性と上質な乗り心地を実現した。


 エンジンは、TNGAパワートレーンとして発表されていた新開発の2.0L直列4気筒を搭載。直噴とロングストローク化、高圧縮比化で高回転域まで軽快に回る爽快な加速フィーリングと心地良いエンジンサウンドを実現した。レーザークラッドバルブシートの採用により、シリンダー内の空気の渦と吸気流量を強化するなど、高速燃焼を追求し、世界トップレベルの熱効率(ガソリンエンジン用:40%、ハイブリッドシステム用:41%)をマークしている。

 純ガソリンエンジン車と、モーターを加えたハイブリッドを用意するが、注目されるのは純ガソリンエンジン車のトランスミッション。基本的にはプーリーとベルトを用いたCVTなのだが、ベルト効率の悪いロー側使用時の伝達効率を向上させるため、発進用ギヤを内蔵したDirect Shift-CVTを新たに採用した。


 走りのグレードである• “F SPORT”は、新しいFメッシュパターンとしたグリルのほか、フロント・リヤバンパー下部の漆黒メッキ、専用アルミホイールとの組み合わせで、下部をダークトーンにコーディネート。足まわりなども専用のチューニングにより、ドライバーの運転操作に忠実でよりスポーティな走行性能を追求しました。さらに、きめ細かい減衰力の制御を行うリニアソレノイド式AVSとパフォーマンスダンパー(リヤ)を設定し、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現している。


 予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の機能をさらに進化させ、「単眼カメラ+ミリ波レーダー」の構成はそのままに、交通事故や事故死傷者の更なる低減と、ドライバーの負担軽減を目指している。パノラミックビューモニターなど、先進安全装備も積極的に導入した。


 グレード構成は、2.0L直列4気筒エンジン+CVTでFFのみとなる「UX200」系が390万円〜474万円。2.0L直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドである「UX250h」系はFFと4WDの設定で、425万円〜535万円となっている。

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