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【動画】患者は3倍の4000人 イエメンではしかが流行 子どもの健康を守るためには?

国境なき医師団 / 2023年9月5日 17時4分

MSFの支援する病院で治療を受けた8歳のエブティサムさん。回復し、退院も間近だ Ⓒ Majd Aljunaid/MSF

イエメンで、はしかが子どもたちの健康を脅かしている。近年、国境なき医師団(MSF)が支援する病院に、はしかで入院する子どもの数が大幅に増加。2023年前半に入院した患者の数は、2022年全体と比較して約3倍の4000人に達した。 はしかは非常に感染力の強いウイルス感染症で、人口密度の高い地域でまたたく間にまん延する。「自宅ははしかの流行地にあり、どの家にも患者がいます」。ハッジャ県アブスの病院に、娘を連れて来たサルハさんはそう語る。 8年以上におよぶ内戦のため、医療体制がほとんど崩壊したイエメン。人びとの紛争の影響や経済的困窮を考慮すると、この数字は氷山の一角である可能性も──。MSFの活動と現地の状況を伝える。

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