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アサヒグループ「生理痛疑似体験会」を実施 - 互いが分かり合うきっかけ作りに

マイナビニュース / 2024年4月12日 18時38分

画像提供:マイナビニュース

アサヒグループは、3月28日に社員を対象とした「生理痛疑似体験会」を実施しました。本イベントは、生理痛に近い痛みを体験できる装置を用いることで、男性はもちろん、女性でも個人差がある生理痛をお互いに知る一歩を踏み出すことを目的として開催に至ったそう。体験会に潜入したレポートをお届けします。
○所要時間はわずか5〜10分 体験から互いを理解し合える一助に

今回開催された「生理痛疑似体験会」は、同社が性差別撤廃や女性の地位向上などに向け策定した“ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I) ステートメント”に基づいた取り組みのひとつ。このイベントを通じ、聞きにくく分かりにくい女性の生理に関する基礎知識を学び、男性、女性に限らずまずはお互いを知る一歩を踏み出すことを目的として実施されたのだそうです。

発案者のアサヒグループ食品・人事総務部の窪田百恵氏は、「大きなテーマである“DE&I”を形にするには何をしたらいいのか考える中、まずは性別特有の健康課題を知る機会を作ろうと思いました。”生理”はパッと分かりやすいけれどなんとなく触れられず、女性同士でも話しにくいテーマ。実際に体験しつつながらお互いを理解し合う一助にしてほしいですね」と体験会実施へと至った思いを語りました。

本体験会で使用されたのは、甲南大学と奈良女子大学が開発した生理痛VR体験デバイス「ピリオノイド」。下腹部に貼付した電極パッドを通じて“弱・中・強”の3段階に設定された筋電気刺激(EMS)を与えることで、生理時に生じる腹部の痛みを擬似再現する装置です。

体験スペースのほか、会場内には同グループより販売されるフェムケア商品も展示され、今年発売されたばかりの独自の乳酸菌“CP2305ガセリ菌”を配合した機能性表示食品「わたしプロローグ」や、40~50代のゆらぎ世代の女性に向けた「ララフェム シトラスミックスの香り」「ララフェム ゼリー ピーチティー風味」なども並んでいました。

お昼休みに合わせて開催された「生理痛疑似体験会」には、開始早々から男女問わず続々と社員が参加。電極パッドの装着を済ませ、デバイスから“弱”の筋電気刺激を与えていくと、ほとんどの男性社員が初めて体験する痛み対して顔を歪めたり、時には前屈みになる姿が見受けられました。

実際に筆者も体験してみたところ、ギューっと下腹部を締め付けられる感覚や、定期的にくる波打つ鈍痛が再現されていると感じました。正直、自分の生理痛と比較すると“強”よりも強い痛みに吐き気と頭痛、倦怠感が加わるので辛さの具合は異なりますが、生活する上でのあの不快な痛みを実体験できます。

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