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「外出先で昼食後にはみがきしない」人の割合は?

マイナビニュース / 2024年4月2日 10時55分

画像提供:マイナビニュース

サラヤは4月1日、「口腔内環境に関する調査」の結果を発表した。調査は2024年2月9日~12日、全国の20~50代男女500名を対象にインターネットで行われた。
○口腔内のトラブル、上位は?

多くの人が悩んでいる口腔内のトラブルとして、「歯垢・歯石(39.6%)」、「歯の黄ばみ・くすみ(37.2%)」といった審美的な要素が上位に。これに続いて多かった悩みとして、「口臭(30.6%)」「むし歯(29.8%)」「歯周病(25.4%)」など。実に、4人に1人以上が歯周病に悩んでいることがわかった。

将来心配な口腔内の症状について聞いた質問では、5割以上が「歯周病(50.6%)」と回答した。歯を失う原因の1つである歯周病に注目する人が多いという結果に。その他、「むし歯(41.0%)」「歯の喪失(35.4%)」「歯垢・歯石(33.4%)」「口臭(32.2%)」と回答した人も多くいた。

将来心配な症状にも上がった「歯周病」。自覚症状に関する質問では、「歯周病の症状はない(47.2%)」と回答したのは全体の5割弱、半数以上には何かしらの症状があった。症状のうち最も多かったのが「口臭(25.2%)」で、約4人に1人が回答している。また、2割程度の人に表れているのは、「歯ぐきが下がった(20.0%)」「歯がしみる(17.8%)」だった。

○「口腔内フローラ」とは?

比較的認知度が高まっている腸の細菌叢(そう)である「腸内フローラ」。その「口」バージョンで、口腔内環境に影響を及ぼす「口腔内フローラ」についても認知度を調査した。その結果、「知らない(57.6%)」人の方が多かったものの、「知っている(42.4%)」と回答した人が半数近くいることがわかった。一方で、口腔内フローラを知っている人を対象に「口腔内フローラの影響と善玉菌・悪玉菌・日和見菌の役割を知っているか」を質問したところ、「詳しくはわからない(46.2%)」という回答が最も多く、「口腔内フローラの影響と善玉菌・悪玉菌・日和見菌の各役割について理解している(3.3%)」という人はわずかだった。

口と腸は体内において遠い位置にありながら、つながっているため、互いに関係性があると言われている。前述の質問で口腔内フローラを知っていると回答した人を対象に、口腔内フローラと腸内フローラが関係し合っていることを知っているか質問したところ、「知っている(41.0%)」という人の方が少数派だった。口腔内フローラという言葉は知っていても、その役割や影響はまだまだ知らない人が多いという結果に。

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